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地獄・温泉・アルゲリッチ(別府と大分、1泊2日)

2016-06-05 22:22:32 | 国内旅行
アルゲリッチとレーピンがクロイツェルを奏でるというので、5月半ばに大分に行き、別府観光も少ししてきた。




大分ではコンサートに向けて体力温存するため観光はほとんどしなかったけど、翌日の別府は出発までの約4時間、比較的効率よく回れたと思う。


別府の観光地の中で、おそらくいちばんの見どころ「血の池地獄」。
数年前に参加した周遊ツアーでも立ち寄ったけど、ぜひまた行ってみたかった。
(過去の記事を見てみたら2005年5月だった。もう11年も前だったのか!→

日中は観光客で賑わう血の池地獄も、朝9時前なら人もまばら。静かで神秘的。


次は血の池地獄のとなり、龍巻地獄。
30~40分間隔で温泉が噴き出す、間歇泉。
間近で見ると迫力ある!


よく見ると虹が。地獄に虹!
太陽を背に間歇泉を見られる、晴れた日の朝の特典


龍巻地獄の売店で買ったジェラート(ミルクとカボスの2種類)
どっちも美味しかった。とくにカボスは大分県ならでは。


その後、地獄前のバス停からバスに乗り、海岸沿いの道を南下し別府北浜へ。

竹瓦温泉

入浴料100円!


別府を発つ前に別府冷麺。「元祖 アリラン」へ


冷麺!


ピビン冷麺!
ここすごく美味しかった。次に別府に行ったら絶対また食べにいくつもり。
空港行きのバス停にも近くてアクセスも良い。


◇この日の足どり
08:02 大分駅発
08:28 亀川駅着
↓タクシー
08:40 血の池地獄
09:00 竜巻地獄
09:35 バス乗車
↓バス
10:10頃 別府北浜着
↓徒歩
10:25頃 竹瓦温泉
↓徒歩
11:30 アリラン





ベートーベンの空

2016-06-05 10:21:49 | 音楽
むかし中国の人は、素晴らしい青磁の色を「雨後天青」すなわち雨上がりの空の色になぞらえたそうだ。

6月2日・3日の関東平野にはカラリと晴れた爽やかな空が広がっていた。きっとこういう空の色を指すんだろうな。(雨上がりではなかったけど)


4月にベートーベンのピアノ協奏曲(第2番の第3楽章冒頭のピアノ)を聴いたときにも、ちょうどこんな陽気・こんな空を連想した。この曲に限らずベートーベンの交響曲には青空の広がりを感じさせるような旋律が多い気がする。のだめのテーマ曲とか。
以来、私の中で「雨後天青」は「ベートーベンの空」と同義語になった。

そのベートーベンの曲のことをピアニストのカシオーリは「一番心に近い音楽」だとインタビューで言っている。「ベートーヴェンは人間の喜怒哀楽の感情をもっとも直接的に包括的に作品に投影させた最初の作曲家だと思う。」と。
インタビュー当時18歳だった(!)カシオーリのことばの意味を私は一生かかっても理解・実感できる自信がない。でも、この初夏にベートーベンの曲をいくつか聴いて、喜怒哀楽の喜と楽の部分については少しだけわかり始めたような気がする。(直接的・包括的というのはまだわからない。先は長い。。)

こんなことをつらつら書いていたら、関東地方が梅雨入りした。
「ベートーベンの空」との再会を待ちながら6月の曇天雨天を過ごしていこう。