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ホテルザッハーのチョコトルテ

2005-09-01 23:20:37 | 甘いもの

ホテルザッハーのチョコトルテは
ウィーン名物としてあまりにも有名だけど、
薄味至上主義の親が買ってくるとは思わなかった。

甘くて甘くて食べられたもんじゃない!」という
添乗員の意見を参考にしつつ、
やはり有名なものだから1度は食べておこうと思って
買ってきたそうだ。もちろん最小サイズ。

有名なお菓子なので、とりあえず喜んだものの、
味には全く期待してなかった。むしろ覚悟してた。

それなのに、食べたらすごくおいしかった!!

味は確かに濃厚なんだけど、不快な濃厚さじゃないし、
ぜんぜん重たくないし、もちろん食後の胃もたれも皆無。
生クリームなしでも普通に食べられた。

今までの「濃厚イコールまずい」っていう思い込みが
一瞬でひっくり返りました。


いちばん小さいのは「リリパット」で、直径12センチくらい。


「まともな人」

2005-09-01 23:00:28 | 読む

この本は雑誌の連載をまとめたもので、1項が数ページに収まってる。
通勤中に読むには丁度よい長さでした。

平易な言葉が並ぶ文章は、一見クールでシンプルでスマート。
でもその背後には、複雑で広範で奥深い思考があるのがわかる。
それが何なのか、おぼろげに分かるときもあるし、
今ひとつピンとこないときもある。
自分の経験や思考の広さ・深さによって感じ方も大いに変わるのだろう。
思考のモノサシとして、1年後にまた読んでみたい本である。

ところで、前述のようなシンプル&クールな文章の中で
子育て・教育をテーマとした章は非常に感情的に書かれていて、
著者が日本の現状そして将来を真剣に考えているのが伝わってくる。
しかも著者は本に書いたことを自ら実践していて、
近所の子供たちを虫捕りに連れて行ったり、
地元の保育園の理事長を務めたりと、
将来を担う子供たちの育成に積極的に関わっている。

虫捕りという生涯の趣味を楽しみながらも
社会の将来を考え、それを実践する姿勢に感銘を受けた。



お気に入りのひとこま。
著者の自宅の庭にはリスが出没するらしい。



まともな人
養老孟司・著 / 中公新書