調布警察様、妻の寿命を縮てくれて感謝

　長年、艱難辛苦を共にしてきた妻が死ぬことを私は嬉しく思わない。

　調布警察の担当刑事さんよ。私は盗んだ自転車を乗り回し、逮捕されたわけではない、タイヤが外れ、チューブは破れてはみ出し、鍵はなく、防犯登録もない。単なる物、鉄の塊だったのです。しかし扱いは正常な、健全な自転車を、駐輪場から鍵を壊して盗んだと全く同じでした。つまりあなた物事を正確に把握せず、最高に拡大して事件にする、有罪にすることに生きがいを持っておられるのですね。

　５時間の拘留の間、妻から１０回以上、私の携帯に電話があった。これは異常だと思いませんか。一度も私にこの異常な電話回数の多さと、私の話の内容に関心を示されませんでした。これは警察官としては最低の資質です。もっとひどいのは、途中で私が帰ろうとしたとき、力ずくで阻止し、奥にいた責任者も出てきて、椅子に抑え込みました。その意図は、調書を完成させ、署名、指紋捺印させ、犯罪者として６枚の写真撮影、これ以上ないほどの両手の指紋取り、が終わるまで絶対に警察から出さない強力な意思でした。しかもこれが警察で取り決められているので諸略すると手抜きとして自分が怠慢として咎められると言われましたね。「これでも簡単なほうだ」とも。

　「奥さん、何かあるのですか」と感ずくのが警官の資質です。一度もそのような質問が５時間の間ありませんでしたね。あなたの中にあったのは、何としても私を書類送検して、有罪にしたいだけだったのではありませんか。つまり「自分の成績を上げたい」。これは多分自分の、成績、ひいては収入が増えるに全神経が集まっていたのではありませんか。このあり方はすべての警察官にあると思われます。

　昔、江戸時代に大岡越前という人がいて、まことに人を見た裁きをしました。作り話しかも知れませんが。「裁く」のお手本です。つまりあなた方は生きた人間を扱っているのを忘れています。まず「人間を見るのです」。あなたは法にのっとり忠実にやったとご満足でしょうが、我々は人それぞれに事情があり、それが命に係わることもあるのです。あなたは私の妻を「死へ」多分、早めました。

　多系統萎縮症、多系統、文字道理、脳の多系統が萎縮して、諸々の機能が破壊されます。現在、介護５、最高の悪い状態です。身障者認定でもあります。

　妻は一人でいることが大変不安です。薬のせいかトイレも近いです。ベッドの横に簡易トイレを置いていますが、自分の力では移動できません。だから常に私が必要なのです。警察官は一度もこの異常にかかってくる携帯電話について私に聞かれませんでしたね。恐らく鴨が大きなねぎを背負ってきた、おいしい有罪にできる「横領事件に」判断が集中していたと思われます。

　私は近くの交番に相談に行ったのです。逮捕に等しい拘留が必要だったのですか。しかも「横領、横領・・・・横領・・前科はあるのか、窃盗、挙句の果てに初犯・・・」、私を事件にする、犯罪だを、顕微鏡で拡大するようなことはやめてくださいと申し上げました。警官はいかようにも、恣意的に事件を拡大できます。しかし迷惑するのは何時も悪気がない庶民です。

　何か勘違いされていませんか、警官のために庶民はあるのですか。我々の税金で治安をお願いしているのですよ。

　５時間にわたる拘留で妻の状態は悪いほうに進みました。一人でいるのが不安で、外出すると１時間おきに電話をしてきます。トイレも薬のせいで近いのです。ベッドから簡易トイレに移動させるのは私の仕事です。５時間の間できませんでした。

　あなたは自分の成績を上げるのみ全神経がいっていたのではありませんか。特に鴨がねぎを背負って飛び込んできたのです。こんなおいしいものはありません。そのおいしさに目がくらんだのではありませんか。

　現在、不要な警察関係者がごまんといます。あなたもその部類に入りたいですか。

　忘れないでください我々の税金で、雇っているのです。何時の間にか主客転倒していませんか。

　自ら不要な警官になりたいですか。