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教えるは金儲け、学ぶは悲惨

2012年10月04日 21時41分54秒 | Weblog

 

 いじめ自殺がどんどん増える。担当教師は最後に犠牲者を知る。一番最初に気が付く職業だ。教える前に、子供を存続させねばならない。

 歌、演技、声優などを教えるところも金儲け。年間、うん十万円支払っても物にならない。

 ネットには五万と「教える、育てる」が並んでいる。よくもこんなにあるものだと腰を抜かす。

 若者たちは学べば「損はない」と簡単に先生を選び入門する。

 結末は悲惨だ。自分はアメリカに行こうと思っているのに、着いたところはアフリカの僻地だ。

 教える側は「ばら色の人生が待っている」と宣伝する。しかしバラはどこにも見当たらない。

 人より抜きに出て、飯が食えることは「第一歩」が左右する。学ぶ人はゼロからスタートする。天才でも同じだ。ゼロは無限の成長をはらんでいる。しかし第一歩を誤れば、マイナスに転落する。

 例えば歌手を志す、必ずボイストレーニングを教わる。この第一歩で出鱈目なレッスンを受けると声は歪み・壊れる。多くにボイストレーナーは声を駄目にする指導をする。学べば学ぶほど「悲惨」な将来となる。

 演技も全く同じだ。最初に学ぶ先生を間違うと死ぬまで、本物にはなれない。

 昨日、声優の養成所で学ぶ22才の女性を紹介したが。初めに受けた勉強が彼女の人生を大きく傾かせている。端的に言うと「世に出れない」悪い癖を身につけている。大体、声優を目指す若者は「アニメ」の吹き替えが好きだ。連続物が多く、一度大役に付くと、人生がばら色になる。

 養成所で学ぶ若者は目標のキャラクターや有名な声優がいる。稽古でそれらの台詞を勉強するわけだが、ここに大きな落とし穴がある。それは「真似をする」と言う絶対避けねばならない所へ簡単に落ちる。物まねはどこまで言っても偽者だ。

 世界に一つの自分にはなれない。業界・視聴者が求めているのは世界に一つのあなたなのだ。声優の養成所の生徒は「世界に何千」もいる物まねに走りたがる。うまく物まねすれば生徒全員が拍手喝采する。一番大切なものを無くした瞬間に全員から賞賛される。これで魂を無くし、「声優を作って、魂を入れず」が全ての生徒に充満する。

 一度身についた「偽者・物まね根性」を取り除くのは、初めから本当の道を歩ませるの何倍ものエネルギーと時間が必要だ。一生かけても本物になレナ伊場合が多い。

 自分の人生を溝に捨ててはいけない。

 「とりあえず、どこかで学ぶ」は最悪の結末をもたらす。

                                      荒谷 起吉三

 



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