毎回世界大会が開かれると、前評判に比べて日本人の成績は悪い。
演劇に言葉に稽古の女王と言うことばがある。稽古場ではいい演技をするのに、本番の舞台では散々であるを揶揄する言葉だ。
プレシャーに弱い、本番の緊張感に耐えられない。つまり精神的な緊張の度合いが異なる場で同じ演技ができないのである。
今回のトリノで安藤選手は「私は甘い」を自ら認めた。この甘いは稽古の段階で本番と同じテンション、緊張を持てないことに尽きる。
「楽しいからやるの、苦しいならやらない」と言う若者もが多い。この楽しいはレベルが低い場合が多い。本当の楽しみは最高の緊張感の中で、自分の力を十二分に発揮することにある。
すべての大学には「同好会」と言うクラブがある。次元は低くても目先の小さな楽しみがほしいのだ。
遊びながら何かをやるはせいぜい中学生までのクラブだ。
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