朗読が盛んだ。猫も杓子も朗読と言う。
歌手、俳優、声優、タレント等、ごまんと朗読だ。
車を運転するのには技術がいる。
人力車を引くのも難しい。
もし朗読に資格試験があれば95%以上が不合格だ。
資格? 声がちゃんと出せる。キャラクターわけが5種類以上できる。地の文の読みがレベルが高い。
これらが全てに不合格者が95%以上いるわけだ。
特に数種のキャラクターが表現できない。
荻野目にトレーニング
朗読は人物なり動物のしゃべる頭にA君Bさん等を言葉で喋らない。
いきなりA君が『何時までも寒いね』Bさんが『地球が病気かも』という
この台詞がA君もBさんも全く同じなのだ。特に老人は困る。
声を圧し殺したり、無理な低音を出すと声を潰す。
声優などで器用にキャラクターを表現する人もいるが、嘘っぽく、聞き手の気持ちを壊す。朗読の中に入っていけないのだ。
ある意味で人間性も重要なのだ。
東北地方に語りの名人がいる。囲炉裏を囲み子供たちに昔話を聞かせる。
声もキャラクター分けも及第していないが、人生の年輪と人間性で聞き手に感銘を与える。
もし彼女が声とキャラクター分けを持てば人間国宝ものになる。