NHKがある先生を指導者として採用すると、大きなお墨付きを与えることになる。もしその先生が人の開発した方法をパクリ、その神髄を理解せず、間違って教えていれば、お叱りを受けても仕方がない。
さて演技者の才能を調べる方法として、「分散集中・ステップ」を私は考案した。
以前、渡辺プロダクションの新人を15人ばかり預かっていた。声を良くしたいという故晋社長の考えからだ。
一度に8人の新人がやってきた。
これはいい機会だと私は「ステップ」を教える。30分間でステップのどのレベルかを調べた。
1から始まり、合格すると2に進む。殆どが2の入り口で苦労していた。そのかなで只熊さん、20才がマスターして4まで簡単に進む。発声がメインなので、30分ぐらいで止めたがまだ上まで行きそうだった。
新人の8人を才能を順に1から8まで記した。それを渡辺プロの担当者の伝えると「今日送り込んだばかりなのに、点数がつけられるのですか」と驚いていた。一番の驚きはプロダクションが演技の先生やTV局のデレクターなど数人で一週間かけて審査した結果の順位と全く同じだと仰天していた。
このステップは俳優の才能を簡単に知れべる方法なのです。
初めて接して何分で何処まで進められるかで才能が分かるのです。
この方法をパクッタ佐奈田氏は、低いレベルのものを何度も何度もやらせたのです。レベルを上げる方法まで盗めなかったのです。
これは才能・能力判定法で、演技力を伸ばすほうほうではないのを佐奈田氏は治療薬に摩り替えて、生徒を欺いていたのです。
しかもばらまき多くのパクり師を産み出しました。
その1つはナインチーナインの番組でカンフーの衣装で行う『脳トレ師』なるイカサマ師を産み出しました。この人も脳を歪める結果でした。
パクりの孫、曾孫、玄孫・・・・と悪い流れをNHKドラマ班は作り出したのです。