明石歩道橋混雑で死亡事故が起きた。
事前に警備関係は予測せず、当日、対策もなかった。
その裁判が終わった。免訴、時効で無に消えた。
警察の副署長ともなれば高給取りだ。その対価としての責任はないようだ。
私は表参道のマンションの管理組合理事長の時、売主の不正にきずき民事裁判を起こした。69戸中11戸を売り主が区分所有していた。これで裁判に持ち込むのは至難の技であつた。
和解まで7・5年掛かった。何しろ2年で担当の裁判官が移動する。だから自分の任期中に解決する気がない。ずるずると時間稼ぎが裁判官の常套だ。
私はあまりの酷さにアメリカのマスコミに、この事実を報告すると叫んだ。弁護士は「お前みたいな出鱈目な原告は知らない、降りる」と言った。
何しろ裁判所の狭い部屋での話し合いだ。私の大きな声は周囲20mは筒抜けだ。
結局、私が大声を張り上げた時の裁判官が、任期切れ2ヶ月前に和解を成立させてくれた。
裁判員裁判はこのような長い、時間と費用の無駄を無くすために作られた。
しかし民事にはそんなものはない。相変わらず超・超・時間とお金の無駄だ。
民事裁判の経験で、裁判官、弁護士から「全て立法、政治家が怠慢、悪い」と嫌ほど聞かされた。
何故、その言葉を直接政治家にぶつけないのか。
関係ない、お互い独立していて干渉しないか。
そんな結果、日本は三流国家になったのではないか。
その沈没船に裁判官も弁護士も乗っているのだ。
おかしな国だ日本は。