Ｆ１って何？ ⑧

そろそろ何を書いていいのか悩むようになってきました（＾＾；
今日はドライバーの仕事について、かな。

ドライバーの仕事は、レースで車を走らせることだけではありません。
まずは、開発段階から、テストを繰り返すのも仕事の１つです。
タイヤや空力パーツやエンジンや・・・
テスト用サーキットで、それこそ何百周も回ってデータをとります。
勿論、チームにはテストドライバーという存在もいるのですが、
その人にまかせきりにしておいては、後で自分が困ることになりますから。

チームによっては、たとえレースでのタイムが遅くても、
開発能力のあるドライバーと契約するという場合もあります。

そうしたハードな日々を支えているのは、厳しいトレーニング。
最初私は、車を運転するだけだからテクニックだけでいいのかと思ってましたが、
と～んでもない誤解でした。
車を強烈なＧ（ジー）に耐えてコントロールするには、体力はもちろん、
筋力、精神力など、さまざまな部分を鍛えなくてはなりません。
そのため、レーシングドライバーのトレーニング量はすごいそうです。

さて、ドライバーの役目はそれだけではありません。
実は、これが一番大切かもしれませんが、スポンサーとの関係ですね。
Ｆ１のチームを運営していくには巨額の費用がかかります。
それを賄うには、何社もの大口スポンサーと契約をしなければなりません。
ドライバーとしては、自分の立場を強めるためにも、
いいスポンサーをバックにつけるということが必要になってきます。
当然、いいスポンサーが付いているドライバーは契約に有利です。
過去にも、スポンサーマネーだけでＦ１ドライバーになった人もいましたが・・・

しかし、やはり実力の無いドライバーやチームは淘汰されていきます。
スポンサーも成績の悪いチームやドライバーに投資し続けるほど愚かではない。
お金がなくては動かない世界・・・それがＦ１と言えるかもしれませんね。