希望の街。

今日、名古屋競馬場で一頭の馬が勝利しました。
そのレースは名古屋大賞典。
そして勝った馬は、エスポワールシチー。

エスポ君は去年、アメリカ遠征を中心のスケジュールで動いていたのですが、
秋の国内ステップレースも、そして本番のブリーダーズカップも勝てませんでした。
その後は、思った以上の疲労に悩まされ、馬体の回復も遅れ、
今春のフェブラリーＳにも出られませんでした。
そのエスポ君が休養明けに走ったのが名古屋大賞典（jpn3）です。

スタートから、ちょっと力みがちに進んで行きました。
でも、昨年のフェブラリーＳ優勝後、レースぶりに元気がなく思えていたので、
闘志いっぱいに走るエスポ君を見て、私は嬉しかったです。

１周目で先頭に立ったエスポ君が２周目の向こう上面の直線を走っているとき、
カメラが映した光景は、なんだかとても印象に残るものでした。
不良馬場のせいで、全ての馬が泥らけで走っている中で、
エスポ君だけがキレイなまま走っていて、輝いて見えました。

そして、そのまま、馬なりのままで４コーナーを回り、
追いすがる２着の馬を２，３発の鞭であっさりと引き離して優勝☆
すごく、カッコよかったな～・・・

昨日「言霊」の話を書きましたが、
今日のエスポ君の復活は、すごく暗示的だな～と思いました。
エスポワールはフランス語で「希望」という意味。
つまり、エスポワールシチーは「希望の街」です。
「希望の街」が復活したっていうのは、きっと被災地の復活も実現するということ。
この時期に、この名前の馬が勝ったというのが、嬉しい気がします。

シチーの会員だから、エスポ君の勝ちが嬉しいのは当たり前なんですけど、
（彼に出資はしていないですが）
今日ほど、エスポ君の名前が素敵だと思えたことはありませんでした。

レース映像は「地方競馬インターネット中継」のサイトで見られます☆
「希望」って、本当にいい言葉ですよね♪