天竜浜名湖鉄道天浜線に乗って20分程走ると、電車がたくさん停まっている所を通過しました。
新浜松から西鹿島(にしかじま)まで走っている遠州鉄道の駅のようで、その電車が赤い色なので、遠州鉄道は「赤電」と呼ばれているそうです。西鹿島駅は遠州鉄道と天竜浜名湖鉄道の接続駅です。
天竜川の鉄橋を渡って、二俣本町駅を過ぎ、
10時45分に天竜二俣駅に着きました。天竜浜名湖鉄道の本社がある駅です。ここで下車して、次の列車が出るまで1時間ほど駅付近を見て回りました。
この駅の本屋も国の登録有形文化財です。
待合室。
駅を出た側から見たところ。
上りと下りの上屋とプラットホームも登録有形文化財です。
昭和15年築。
木造のプラットホーム上屋です。柱や桁は古いレールを転用したもので、1911年アメリカ・カーネギー社製や1929年八幡製鉄所製のものがあります。
わかりにくいですが、右手に高架貯水槽、左に運転区事務室と休憩所があります。
奥のほうに扇形車庫とその前に転車台があるはずですが、近寄って見ることができませんでした。高架貯水槽と揚水機室、運転区事務室、休憩所、浴場、扇形車庫、転車台も国登録有形文化財です。
車庫の中には鉄道歴史館もあり、稼働する転車台と鉄道歴史館の見学ツアーが毎日開催されています。月~金曜は13時50分から、土日祝日は10時50分からと13時50分から、各40分間、天浜線で来た人は大人200円、小人100円で見学することができます。残念!時間が合わなくて今回は見学することができませんでした。
駅の外には自動車道を隔てて、かつて走っていたSLが展示されていました。
駅舎の中にあるホームラン軒で中華そばを食べました。あっさり系しょうゆ味でした。
11時45分に天竜二俣駅を出発して、
登録有形文化財の駅がいくつかあり、遠州森などという駅もありました。
12時30分、終着の掛川駅に着きました。
天竜浜名湖鉄道天浜線の掛川駅。
JR掛川駅側から見たところ。
JR掛川駅と新幹線駅。駅でお土産を買ったり、お茶を飲んだりしてゆっくりし、
14時17分掛川発で浜名湖を渡り、15時22分豊橋着、15時32分豊橋発の快速で17時2分大垣着、17時9分大垣発17時44分米原着、17時47分米原発18時42分京都着で帰ってきました。