2019年6月に初めて香港・マカオに行ってきました。2泊3日で香港とマカオの観光地のほんのさわり部分を駆け足で見てまわった旅でした。
交通・宿泊・食事スケジュールがすべてセットされたツアーだったので、決められたコースを言われるままに行動した旅でしたが、香港とマカオ別々のガイドさんが、それぞれの地域の歴史・経済・暮らしぶりなどについて詳しく話してくれて、香港・マカオそれぞれの一端を知ることができました。
香港では、狭い土地に大勢の人々がひしめいて暮らしている、一握りの超富裕層だけが一戸建ての豪邸に住んでいて、ほとんどの人が高層マンションを手に入れるにも働きづめである、年金制度がないので老後の蓄えも自分で稼ぎ、親の面倒は子供がみることが当たり前になっている、親は子供の教育に力をいれ、学校の数も多い、夏でも必ず熱いお茶を飲んで、身体の毒気を抜く等など・・・。
マカオでは、最も収入がいいのは、公務員、次がホテルの従業員、次がカジノの従業員、それというのも、カジノの収入によって潤っているので、これらの人々の収入がよくなり、その他の住民も税金を取られることがなく、分け前が分配されている、インドや東南アジアから出稼ぎにきている人も多い等など、いい話は聞けましたが、カジノ依存症がどれくらい害を及ぼしているか等の話は聞くことができませんでした。