ビバさんのさんぽ道

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神都の玄関「近鉄宇治山田駅」

2008-01-15 01:11:01 | 建物(三重県)

近鉄宇治山田駅説明文より、
『当駅は、伊勢神宮参宮の便を図るため、参宮急行電鉄(現在の近鉄)の終着駅として、昭和6年に建設されました。伊勢市の中心部に位置し、神都の玄関にふさわしい気品と風格を漂わせています。
設計は元鉄道省建築課長で蒲郡ホテル(元駅蒲郡プリンスホテル)などの設計者としても知られる故久野節氏です。
建物の外観は落ち着いたクリーム色のタイルが基調となっていて、平壁は2丁掛けスタイルです。
2階までの壁面には、神鏡を思わせるようなテラコッタ(陶器製の建築装飾)を張り、八角形の明り窓、飾り柱を配しています。また、3階壁頂部には赤いスペイン瓦をめぐらせ、軒回りも帯状にテラコッタを張りめぐらせ、スパニッシュ様式で仕上げられています。
文化的価値からも、現存する戦前の建築として専門家の評価は高く、昭和60年6月には「伊勢の建築二十傑」の第3位に、平成11年10月には「中部の駅百選」に選出され、平成13年11月には「国の登録有形文化財(建造物)」として、登録されました。』

両側に長く伸びているので入りきりません。
JR伊勢市駅の規模があまりに小さかったのに比べてここは格段のスケール、堂々とした立派な駅でした。








ホームから赤い瓦とテラコッタが見えました。



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2 コメント

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大きいですよねぇ。 (yume)
2008-02-20 20:21:39
近鉄宇治山田駅、大きくて立派ですよねぇ~。

数年前に伊勢に行った時、行きはJR草津線・関西線を使ってローカル気分で、帰りは近鉄で奈良を経由して帰ってきました。 宇治山田駅でゆっくりとした時間があったのですが、その頃、近代建築にいまほど目覚めてなかったのでじっくりと見てないんです。
勿体無いことしました。。

改めて、伊勢方面に行きたい気持が大きくなってきました。
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目覚める前 (vivasan)
2008-02-22 13:00:15
私も近代建築の魅力に目覚める前は、同じ建物を見てもただ大きな建物やなあとか古いなあくらいにしか感じていませんでしたw。
目覚めてみると、建物の内も外も、何気ない飾りも一つ一ついいなあと見ほれてしまっています。それで時間がかかって、次々と見たいものがでてきて・・・(汗)。

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