明治村で一押しとなっているのは、帝国ホテル中央玄関(登録有形文化財)。
旧所在地:東京都千代田区内幸町
建築年:1923(大正12)年
解体年:1968(昭和43年)
移築年:1976(昭和51)年
設計:フランク・ロイド・ライト
構造:レンガ型枠鉄筋コンクリート造り
大谷石とテラコッタ、スクラッチタイルで複雑な模様が織り成されています。
3階まで吹き抜けのメインロビーは赤い絨毯敷き。
テラコッタを通して見える灯りが温かみを感じさせてくれています。
ライトのデザインした窓ガラスの模様。
2階部分にカフェがあり、胡弓の演奏サービスもあり、
ここでお昼にして、食べたのは、「鎌倉ハムの上等サンドウヰッチ」(東海道線大船駅の駅弁復刻版)でした。
このお皿もライトのデザインのものらしい。
帝国ホテル、とにかく変わった建物でした。これまでの近代建築の範疇からは想像もつかない、かなり大胆なイメージチェンジです。
ここまで移築復元したのなら、玄関だけでなく、もっと建物の他の部分まで残してほしかったなー。
で、ステンドグラスの意匠を写したお皿。ノリタケから復刻版が出てるので欲しいのですが、高くて買えません(泣)
せめて、そのお皿でお茶するだけでよしとしました。