宮島に続いて、山口県岩国市の錦帯橋にも行ってきました。
宮島からJR西日本フェリーで再び海を渡り、14:04宮島口発のJR快速シティライナーで岩国に14:26に着きましたが、岩国駅から錦帯橋に行くバスがお正月で少なく、タクシーを使いました。(1540円)
錦帯橋→岩国城ロープウェー→岩国城→錦帯橋のセット券で940円でした。
錦帯橋は1673(延宝元)年に、岩国藩主吉川(きっかわ)広嘉によって錦川に建造された5連の木造アーチ橋で、全長193.3メートル、幅5.0メートルです。1950(昭和25)年の台風で全て流失したため、現在の橋は1953(昭和28)年に建造当時のまま復元されたものです。2001年から2004年にかけても橋体部分の架け替え工事が大規模に行われています。
木の太鼓橋を上がって下りてまた上がって・・・とおもしろい体験でした。
継手や仕口といった組木の技術によって釘は1本も使わずに造られています。
橋を渡って少し上流の土手下に「佐々木小次郎像」がありました。そういえば、小次郎ってここが生地だったんだ。錦帯橋の上で飛ぶ燕を切って「燕返し」の剣を編み出したとか。
岩国城城山の麓一帯は1885 (明治18)年 に旧岩国藩主吉川家の居館跡が公園として開放され、吉川史料館や徵古館、岩国美術館、神社が集まっています。
これは旧藩時代の矢倉に似せて造られた絵馬堂「錦雲閣」です。
ロープウェーで3分、さらに10分程登ると岩国城がありました。
1608 (慶長13)年に初代岩国藩主の吉川広家が横山の山頂に築城しましたが、幕府の一国一城令により、1615 (元和元)年には取り壊しとなり、政務は山麓の居館で行われました。
現在の天守は1962 (昭和37)年に外観復元されたもので、錦帯橋からよく見えるように旧本丸の約50m南側に位置を変えて建てられました。
ご注意:2017年1月10日~3月3日、ロープウエイは設備更新のため運休します。土・日・祝日に限り岩国城は開館するので、城山登山道を歩いて訪問することができますが、かなりの登り道になると思われます。
元の天守閣があった石垣。幕府より石垣も破却するよう命じられましたが、下部約1/4が地中に埋まって残っており、1995 (平成7)年に古式穴太積 (あのうづみ)石垣が発掘復元されました。
お城から見下ろした錦帯橋。
錦川の向こうには岩国市内や遠くに瀬戸内海の島々まで眺めることができました。海の近くには岩国基地も。
16:36錦帯橋発のいわくにバスで16:54新岩国駅へ、17:29新岩国発のこだま750号で広島に17:43着。
広島駅を出て、マツダスタジアム方向に少し歩いた後、駅前のビルの6階に広島焼の屋台村になっている「ひろしまお好み物語駅前ひろば」に行きました。
夕食も広島焼で。
カキも広島ではまるまるとしています。
満腹満腹、大満足で、再び新幹線に乗って、元日のうちに京都に帰ってきました。
20:01広島発ののぞみ64号で21:36京都着。
元日はお天気もよく暖かで、一年の始まりにいい旅をすることができました。