joy - a day of my life -

日々の体験や思ったことを綴ります(by 涼風)。

小さなことから

2004年12月01日 | reflexion
今日、ある調べものをしました。詳しくは書けないので、上手く伝えられないかもしれませんが、引き出しの中からある書類を取り出し、規則を調べ、その規則に沿う場合には自分はどうしなければならないのかを確認しました。

その確認しようと思った事項は、きのう寝る前にふと頭をよぎったことでした。その事項に関することは、ずっと頭の上の表面をかすっていただけで、これまで確認してこなかったのに、急に「ちゃんと確認しないと、とてもやばいことになるかも」と思ったのです。

そのときは体を恐怖が襲ってきました。寝る前の、部屋の電気を消えた、電気スタンドだけがついている状態だったので、よけいに恐怖を感じました。

例えば、もし大学生がその確認を怠ったとき、大学を除籍になるかもしれない、そういう状態だったときのことを想像していただくとわかりやすいかもしれません。ふつうの小心な若い子なら、誰もが怯えるとおもいます。わたしが駆られたのも、そういう類の恐怖でした。


そのときは、その恐怖の中でじぶんの頭のなかに駆け巡っている思考(ことば)を紙に書き出し、その紙の内容はひとつの思考にすぎないことを自分に意識させながら、同時にその思考の内容にまつわる自分の感情を感じていきました。これは、わたしがよくするセルフ・ヒーリングです。

そうやってすこし落ち着いた私は、そのまま床で寝入りました。


今日になりました。時間があっても、なかなか自分は引き出しをあけようとしません。他のことをしようとします。ただ、同時に、「ゆっくりゆっくり」と唱え、気もちを落ち着かせようとします。

いよいよ一つの引き出しをあけます。いろいろな書類が出てきます。捨てていいものもいくつか出てきました。

そしていよいよ肝心の書類がありました。しかし、もうその時点では、わたしの気持ちは多少落ち着いていました。例えば、「大学は除籍にはならないだろうし、除籍になったとしても世界は自分の前に広がっている」、そういう心境に近いものだったのかもしれません。

書類をみます。自分の状況を確認します。書類を確認する前の予想通りの状況でした。ちょっと落胆したりもしましたが、しかしこれからよく調べると自分にもいいことが起きるかもしれないし、それに…と楽観的なことも考え出して、気もちは落ち着いていきました。


これほど極端ではなくても、やらなきゃと思って放ってあることをすると、気持ちはより整理されますよね。たとえ小さなものでも、というより小さな「放ってあること」をするのは、こころのためにもいいことなのかもしれないですね。