淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

流線形の「シティミュージック」もまた、ユーミン、達郎、角松敏生、大瀧詠一に続く系譜だ。

2015年06月05日 | Weblog
 流線形のアルバム「シティミュージック」がいい。

 アーバン・ミュージックっていうか、良質なJ・POPっていうか、ソフト&メロウの王道っていうか、AORのメイン・ストリームっていうか、ソウル・テイスト満載っていうか、とにかくアルバムタイトル通りのシティミュージックだ。

 流線形の「シティミュージック」がリリースされたのが2003年なので、もう随分前のアルバムということになるんだけど、すいません、今まで知りませんでした(ジャケットだけは印象にあったのだけれど・・・)。

 流線形は、クニモンド瀧口を中心としたユニットで、「シティミュージック」は全7曲のミニ・アルバムである。

 まず1曲目の「3号線」が、もろユーミンの「中央フリーウェイ」だ。
 イントロなんか、完全に「中央フリーウェイ」のパクリというかオマージュというか・・・。
 このことは、ライナーノーツの中でも、このアルバムの作詞・作曲を手掛けているクニモンド瀧口がユーミンの「中央フリーウェイ」が大好きだと正直に告白している。

 そして、このアルバム最大の目玉曲が2曲目の「恋のサイダー」だろう。
 この曲は素晴らしい。
 まるで、山下達郎の「ラブランド・アイランド」である。

 「恋のサイダー」は、架空のCM曲を作ってみようとイメージしたのだとか。
 ヴォーカルのバックに流れるリズムの刻みなんて、完全に竹内まりやの「プラスティック・ラヴ」じゃん!

 とにかく、毎朝・毎晩、何度も何度も繰り返してこの「恋のサイダー」を聴いている。
 気分が高揚すること受けあいなので、今度この曲を聴きながらランニングしようと思っている。
 絶対、距離が伸びるだろうな。

 そのほかにも、「東京コースター」(Album Version)、「エアーポート’80」、「フライデーナイト」など、東京のナイトクラビングに最高な素敵な楽曲がたくさん詰まってる。

 ただし、残念なのが、女性ヴォーカルの音程が不安定なのと、声の線が細くて、ちょっと聴いていてストレスが感じられる点だ。
 あんまり好きな声じゃない。
 たとえば一十三十一なんかが歌っていたら、もっとアルバム全体に厚みと深さが出たのでは?

 でも・・・、あまりにも「恋のサイダー」が素晴らし過ぎて・・・。








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