もう5月最後の土曜日だ。朝からいい天気で空は雲一つない。日差しも強くて、暖かい。
しばらくご無沙汰していた、ジムでの「ターゲット・アブス」45分間に参加しようとお昼家を出た。ヨガには何度か行っていたけれど、土日は先週も先々週も県外だったので週末のジム通いは久しぶりだ。
45分、最後までやれるだろうか? 体力が持つんだろうか?
そんな不安を覚えながら到着すると、ジムの駐車場がいつもより空いている。お出かけ日和でみんな行楽地へと出向いているのかもしれない。
午後1時から45分のエクササイズ。何とか最後までやり切った。
ジムのお風呂で髭を剃り、ゆっくりと湯船に浸かり、着替えを済ませて最後は「マッサージ器」で全身マッサージを15分。
リフレッシュして、外に出た。
家に帰って、一昨日届いた「PRESIDENT」最新号を開く。
「知らないと早死! 間違いだらけの老化の常識」の文字がドーンと飛び込んできた。「医師が警鐘 プロテインを飲んではいけない」とも!
えーーっ。今、読みながらココア味のプロテイン飲んでるし!
コップを持つ手が止まってしまった。
即、ページを捲る。なに、なに・・・。
「フィットネスクラブで腎臓病が発生中!」と書いてある。医師が語る毒になるプロテインの正体」とあって、牧田善二という医師の主張が書かれてある。腎臓病治療の第一人者らしい。
【断言しますがプロテインによい効果は一切ありません。それどころか、プロテインは毒です】って・・・そこまで言い切る?!
マジか・・・。
一字一句、記事の詳細まではここに書けないけれど、要約すると、プロテイン・ブームの裏で腎臓患者が急増していて、健康な腎臓がプロテインを飲むことで腎臓の膜に穴が開いて腎機能障害になり、体内の解毒能力が低下し、癌や心疾患や脳血管疾患を誘発するのだと警告する。
つまり、プロテインに頼らずとも、タンパク質は食事だけで十分に摂取できるのだと。そして、やっぱり運動をまめにすること。運動習慣は腎臓にいいという。つまり、ごくごく普通にやるべきことをちゃんとやればいいということなんだろう。
うーん・・・マジかぁ・・・。
それでも今手に持ったグラスにはまだプロテインが残っていたので、もったいないからグッと一気に飲み干してしまったけど・・・。
「PRESIDENT」最新号にはこの記事以外にも、これまでの健康常識を覆すような衝撃的な提案がたくさん載っていた。
ただ、衝撃的ではあるけれど、すべてを鵜吞みにするのも何となく違うような気がして、もう少し読み込もうと気持ちを落ち着かせる。
ただ、この雑誌にもハッキリ書いてあったのは、【空腹を感じるまでは食事をしない】ということだった。
このことで、若返り遺伝子「サーチュイン遺伝子」が活性化して、成長ホルモンが分泌されたり、脂肪の中からも「長寿ホルモン」が分泌されるという。
そっかあ。やっぱり16時間断食は正しかったかぁ。