淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

日本の「必殺仕事人」のように正せぬ極悪人を成敗する韓国ドラマ「ヴィジランテ」、これがまた中々面白いっ。129

2023年11月20日 | Weblog
 今世間を騒がせている「ジャニーズ」問題でその矢面に立たされているのが、元「少年隊」の東山紀之氏だ。
 彼は、ジャニーズ(SMILE―UP.と改名)の社長になり、年内ですべてのタレント活動から引退すると発表されていたけれど、兼任する予定だった新会社の社長を突然辞退することになったようで、性被害者の補償会社社長業にのみ専念するのだとか。ということは、このまま芸能界を引退してしまうことになるのだろうか。
 実は彼が主演していたテレビ朝日系テレビドラマ「必殺仕事人」シリーズのファンで、年に何本か「必殺仕事人」の新作がスペシャル番組としてオンエアされるのをいつも楽しみにしていた。それがもう観られなくなる。人気のあるシリーズなので、誰か別の俳優でやって欲しいとは思うけれど、東山紀之という役者が、この役に一番ぴったり合っていたのは間違いない。これは本当に勿体ない。



 やはり視聴者側にしてみると、こういう勧善懲悪ものというか、法の裁きを巧みに掻い潜って私腹を肥やし、罪のない善人たちを苦しめている輩たちを、義憤に駆られた正義の味方が徹底的に懲らしめる物語は爽快極まりなく、単純にスカッとする。
 だからこういうドラマや映画って、これからも絶対に無くなることはないだろう。



 そんな世に巣食う極悪人を徹底的に成敗するという新ドラマが、韓国発で生まれ出た。11月8日からディズニープラス「スター」で独占配信が開始された「ヴィジランテ」である。
 現在、第4話まで配信されていて8話完結となる物語だ。1話が韓国ドラマとしては短い40分程度で、これまたちょうどいい尺となっているのも嬉しい。



 物語の主人公であるジヨンという若者は警察学校に通っている学生で、成績は首席のトップクラス、しかもイケメンで誰にでも優しく、みんなから慕われている。しかし彼には暗い過去があった。
 それは、幼いころ、彼の目の前で母親が知らない男に暴力を振るわれて殴り殺されるという悲惨な事件に遭遇してからトラウマが消えず、そのことが起因してか、残虐な犯罪を起こしたのにも関わらず、法律の不備から軽罰で済んだ犯罪者たちが、いとも簡単に釈放され社会にそのまま放たれている現実を目の当たりにして、そんな犯罪者に対して私的制裁を断行することを決心する・・・。

 まだ物語自体は中盤なので最後まで観ないと最終評価はもちろん下せないけど、さすが韓国ドラマ、ありきたりな「懲らしめもの」にはせず、ハラハラドキドキ感を加味しながら、悪人を成敗し続けるダーク・ヒーローの行動をスリリングかつスピーディーに描いてゆく。
 面白い。






 

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