淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

アガサ・クリスティーのミステリーを原作にした、ケネス・ブラナー監督・主演映画「名探偵ポアロ ベネチアの亡霊」を観た。113

2023年11月04日 | Weblog
 ミステリー小説を読むのが大好きで、「Amazon」で面白そうな小説を見つけるとすぐに買ってしまう癖が抜けない。でも買ったからといって次々に読破しているわけじゃなく、いつも忙しさにかまけて「積読」状態になり、結局、読みたいと思いながら未だに読んでないミステリー小説が、積み上がったままで本棚の中にたくさん置かれてる。
 いやはや、いつになったら読めるのか・・・。



 昨日の夜、何気に「Disney+」を覗いていたら、なんと、新作映画の配信情報が流れていて、青森市内で先月劇場上映されていた「名探偵ポアロ ベネチアの亡霊」が既に配信されているじゃあないか!
 これにはビックリした。
 もう配信されているなんて! 即観よう。ということでそのまま観てしまったのだ。
 こうなると、マジでもう映画館に通わなくても、すぐさまホッカホッカの最新作がサブスクで観られるということになるわけで(でも映画館には絶対通い続けますが)・・・。
 実はこの「名探偵ポアロ ベネチアの亡霊」、青森市内の「アムゼ」で先月上映されていたので、観に行こうと思って上映時間を調べたのだけれど、時間帯が合わず、観るのを断念してしまった映画でもあった。



 映画「名探偵ポアロ ベネチアの亡霊」は、アガサ・クリスティーのミステリー小説を原作にした「オリエント急行殺人事件」と「ナイル殺人事件」に続くケネス・ブラナー監督・主演作品で、これが第3弾ということになる。
 前作と前々作の2作は、原作を既に読んでいたということもあったけれど、どうもイマイチ乗れなかった。
 なので、今回の作品もそれほど期待していたというわけじゃなかった。

 舞台は第2次世界大戦終了直後のベネチア。ハロウィーン当日の嵐の夜。
 一線を退き、ベネチアに赴いてゆったりとした時を過ごしていた探偵ポアロ(ケネス・ブラナー)は、友人のたっての希望で、謎の霊媒師によるおどろおどろしい降霊会に嫌々ながら参加することに。
 ところがそこで霊媒師が何者かに殺害され、招待客たちは嵐の中、全員屋敷の中に取り残されてしまう・・・。

 今回のキモは、摩訶不思議な謎の怪奇現象にポアロが翻弄される姿が描かれ、そこに複数の殺人が絡むという、これまでとは少し変わった状況下での「謎解き」が描かれていて、これはこれで中々面白かった。
 ラストの容疑者全員集合大団円もいつものパターンではあるものの、意外な真犯人の登場で意表を突かれてしまった。
 「オリエント急行殺人事件」、「ナイル殺人事件」、そして「名探偵ポアロ ベネチアの亡霊」のケネス・ブラナー3部作中、今作が一番良かったかもしれない。









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