韓国ドラマってほんと期待を裏切らない。
そりゃあもちろん、これまで数多観てきたなかで、思ったほど面白くなくて失望したドラマだってあったけど、全部それなりに平均点は超えていた。
観る側の礼儀として、どんなに面白なくても期待外れでも、とにかく最後まで観続けるということを信条としているので(だからどうしたのと突っ込まれそうですが)、今までドラマでも映画でも(日本、海外作品に限らず)途中退場したことは一度もない。ラストのラストでそれまでの伏線を全部回収して「終わり良ければすべて良し」という映画やドラマや小説も過去には何作品もあったし、途中での試合放棄だけはしたくない。
今回観た、「ディズニー+」で独占配信された韓国ドラマ「最悪の悪」(全12話)も面白かった。
ネットを見てたら、俳優の中野英雄がこのネット配信された韓国ドラマ「最悪の悪」を観た感想を述べていて、「久しぶりに痺れたね。日本もこんなの作らなきゃ韓国にドンドン突き放される」と絶賛していた。
物語は、1990年代の韓国が舞台。
韓国、中国、日本を結ぶ麻薬ルートを壊滅するための日韓捜査本部が設置されたことから、主人公である敏腕刑事が捜査本部に抜擢され、身分を隠して麻薬カルテル組織への潜入を図ることに・・・。
そしてそこに、主人公の潜入捜査員の妻であるエリート警察官と、潜入先の凶悪犯罪組織を仕切る切れ者の男が加わることで、ハラハラドキドキで緊張感溢れる展開が用意される。
映画「インファナル・アフェア」を彷彿する、そんな面白さに仕上がっている。
そしてまたまた、韓国ドラマの話題の新作が年末にかけて、これでもかというくらい次々配信される予定となっていて、こうなるとマジで眠る時間がなくなってしまう。
まずは「最悪の悪」が全話配信終了した「ディズニー+」で来週8日水曜日から配信される、「ヴィジランテ」という韓国ドラマ。
幼い頃、母親を殴り殺された主人公が、軽い判決によって出所した犯人を恨み、犯罪を繰り返す極悪人をターゲットに次から次へと復讐してゆくダークなサスペンス・スリラー・ドラマである。
「ヴィジランテ」、絶対観るぞ。
そして今年最も期待している韓国ドラマが「ネットフリックス」に登場する2本だろう。
1本がソン・ガンが主演する怪物アクション「Sweet Home -俺と世界の絶望-」シーズン2。そしてもう1本が、 韓国の京城を舞台に最強の怪物に立ち向かう若者たちを描く、クリーチャー・スリラー「京上クリーチャー」だ。「京上クリーチャー」は12月22日全世界同時配信が決定したようだ。
この2本も、絶対観るぞ。