淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

「こころの冬」⑤

2021年01月01日 | Weblog
 片付けても片付けても、雪が降る。
 2021年、元旦の朝も好きな雑煮を食べてから家の周りを雪片付け。今日は思っていたほど雪が積もってはいなかったので、約1時間でなんとか終わった。とにかく毎日雪片付けをしていて、腕に付けている「アップルウォッチ」が勝手に「ウォーキング中」になって時間やカロリー量を表示してしまうほどだ。

 昨日の夜も少し家の前だけを片付けて、あとは日テレの「ガキ使【絶対に笑ってはいけない大貧民Gotoラスベガス24時】」を観て過ごした。
 まあ、「ガキ使」、完全にワンパターンといえばワンパターンなのだが、やっぱり笑ってしまう。
 それにしても、女優の菅野美穂が凄かった。さすがである。もちろん、何度も笑ったけれど、それよりなにより、その女優魂というか半端ない弾け方に感動すら覚えてしまった。

 1月1日は午前中に雪片付けを終えて、車を出して西部方面にある「モスバーガー」に行って珈琲を飲む。お正月ということもあるのか、店内はガラガラだ。
 「モスバーガー」の店内の窓から外を眺める。
 猛吹雪である。完全なるホワイトアウトだ。ニュースでは今回の大寒波が去っても、また7日前後から今回と同規模の大寒波が襲って来ると伝えていた。

 じっと冬を耐えるしかない。
 ひたすら雪を片付けるしかない。異常な寒さに耐えるしかない。そして、来るべき春を待って生きるしかない。
 必ず、春はやってくる。
 寒さも雪も、それからこの憂鬱な空も、それがどう自分の中で感じるか、どう解釈するか、すべてはこころの持ちようで決まる。

 午後は部屋で、「確定申告」の書類を書く。
 BGMは「プリンス」。
 年賀状を去年から出さないと宣言したのに、それでも何通もの年賀状が届いていた。明日、「寒中見舞い」のハガキを買ってきて、返事を書かなければならない。

 青森市の積雪量は、1月1日午後1時現在で64センチ。気温はマイナス5.7度。
 地吹雪が舞っている。真っ白な冬の街。1月1日の静かな冬の街。
 珈琲を淹れて一息つく。

 なんとかなる。
 なんとかするしかない。
 いずれ、すべては終わって無に帰る。
 あらゆるものは、うたかたのなかで消えてゆく。ただ、それだけだ。

 苦しくても、今日を頑張って生きてゆくしかない。
 できれば、幸せに・・・。








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