淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

「あまちゃん」「池袋ウエストゲートパーク」「タイガー&ドラゴン」の脚本家、宮藤官九郎と長瀬智也がタッグを組んだTBS「俺の家の話」を観る。

2021年01月23日 | Weblog
 久しぶりに穏やかな休日の朝だ。
 気温はそれほど高くはない。でも天気予報によると、今日一日雪は降らないらしい。明日も晴れ間が覗くということなので、少しは落ち着けそうだ。

 それでも昨日も午前4時ちょうどに目が覚めてしまい、そこからまた悶々と過ごす。そのうちに眠くなり、ちゃんと起きたのは午前8時過ぎだった。
 真夜中に突然目が覚めたり、睡眠そのものが浅いので、常にぼーっとしていてすっきり目覚めるということがない。
 朝起きて、パンと目玉焼きとベーコンを食べ、熱めの珈琲を飲んで、また蒲団に潜って目を瞑った。

 昨日の夜は、「ミュージック・ステーション」を観てから、TBSにチャンネルを変えた。
 TBSテレビ夜10時から始まる新金曜ドラマ「俺の家の話」を観るためだ。

 脚本が宮藤官九郎。主演が、3月でジャニーズ事務所を退社してしまう長瀬智也。共演は戸田恵梨香に永山絢斗、江口のりこ、桐谷健太、それから西田敏行。
 今期の新ドラマの中で最も注目されているドラマだろう、「俺の家の話」。その第1話だった。

 観山寿一(長瀬智也)は、重要無形文化財である「能楽」保持者の人間国宝(西田敏行)を父に持ちながら、父の厳格で冷徹な対応に嫌気がさして反発し、今では「ブリザード寿」のリングネームで人気を誇るプロレスラーとして活躍していた。
 ある日、寿一(長瀬智也)の元に、父の寿三郎が危篤だという報せが届く。25年ぶりに実家に戻った寿一を待っていたのは、久しぶりに会う妹(江口のりこ)と弟(永山絢斗)だったが、彼らは家を出て行った寿一を非難し、家の相続と跡取りのことしか頭にない。

 そんな家と家族のゴタゴタを回避しようと、寿一(長瀬智也)は二十八世宗家を継ぐことを決意してプロレスラーの引退を決意するのだが、なんとその引退試合の当日、危篤だった父親が退院し、突然自ら余命半年だと家族の前で告白したうえ、入院中にヘルパーとして世話をしていた、さくら(戸田恵梨香)という謎の女性と結婚して、彼女にそのすべての遺産を相続すると宣言する・・・。

 これまで宮藤官九郎が脚本を手掛けてきたドラマは、そのどれもが期待通りの作品だった。
 ユーモアと独特の世界観。だからといって、奇をてらったような部分はなく、一見とてもオーソドックスでどの世代が観ても楽しめる。つまり、面白い。

 今回もこれまでの宮藤官九郎ワールド全開だ。
 さくら(戸田恵梨香)と父の寿三郎(西田敏行)とで交わされる「下ネタ」も「クスッ」と笑わせるし、妹(江口のりこ)の「フェイズ」ネタも中々うまい。

 ただ、宮藤官九郎作品というだけで、評価のハードルは当然高くなる。
 色んな伏線をバラまいているように見える初回だけれど、さて、これらをどのように回収しながら視聴者を楽しませてゆくのか。

 まだ初回なので、今後の展開を見守るしかない。








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