淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

ちょっぴり憂鬱な日曜の夜はTBSTV「旅ずきんちゃん」で癒されながら眠るのがいい。

2015年05月17日 | Weblog
 日曜日の夜って、憂鬱になる。
 だって、明日が月曜日だから。だって、明日からまた仕事が始まるから・・・。

 個人差はそれぞれあるだろうけど、僕の場合は日曜日の午後辺りから少しずつその予兆が現れてくる。
 そして、夕暮れ時になり、NHK大河ドラマ「花燃ゆ」が終わる頃には、その憂鬱さの度合いはさらに増すことになる。

 胸の辺りがざわつき始める。
 何を見ても何を考えても、その色はひたすらブルーに滲んでゆく。

 お風呂に入り、ちょっと居間で寛ぎ、夜の11時には蒲団に潜り込む。でも、勿論すぐに寝るわけじゃない。
 蒲団に入って、ぼんやりとテレビを観るのである。
 眠れないのだ、色々と頭の中で考えが回ってしまって・・・。

 決まって観るのがTBS系23時30分から始まるヴァラエティ旅番組「旅ずきんちゃん〜全日本のほほ〜ん女子会〜」だ。

 特に、ずば抜けて面白い番組というわけではない。
 まあ、女芸人やグラビアアイドルや女性タレントたちが集まって、日本全国各地をワイワイガヤガヤ言いながら旅して歩くという、ただそれだけのヴァラエティ番組である。

 でもいいんだなあ、これが。
 部屋を暗くして、テレビのボリュームを下げ、ぼんやりとその画面を眺める。それだけでいいのだ。

 番組のメインの進行役が大久保佳代子。
 たとえば、東京近郊の街で酒場を回りながらはしご酒に興じたり、女の本音を語り合ったり、有名地の温泉の露天風呂に女同士で浸かりながら恋愛話に花を咲かせたりする。

 観光地を巡って地元のグルメを堪能したり、ちょっとしたゲームをしながら美味しい料理を食べ歩いたり・・・とにかくそれだけで30分の番組は終了する。

 そこが、いいんだなあ。
 難しいことは何にもない。
 笑って、食べて、ハイおしまい!
 単純明快なのだ。

 そんなふうにして「旅ずきんちゃん〜全日本のほほ〜ん女子会〜」は終わる。
 すると、心がすーっと穏やかになってゆく。

 そうしているうちに、時間は午前零時を回る。
 睡魔が少しずつ襲って来る・・・。

 まあ、それだけなんです。
 それでも、そんなどうでもいいような旅番組に、何故か心は癒されるんですよ。

 ってことは、裏を返せば、それだけ心がどうしようもなく荒んじゃってる、そういうことなんだろうか・・・。

 やれやれ。






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