淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

「キネマ旬報」恒例、2005年年度日本映画・外国映画ベストテンが決定した。

2006年02月07日 | Weblog
 「キネマ旬報」恒例の2005年度ベストテン映画(日本映画・外国映画)が決まった。
 これが一年で一番楽しみだ。
 当然、雑誌そのものが発売される前に各マスコミで流れるから、新聞等では既に報道済みではあるけれど。
 
 まず日本映画部門。
 第1位が「パッチギ」。
 うーん。1位かあ。井筒和幸監督は、監督賞もこの作品で取った。
 個人的に言えば、そこまでとは思わないけど・・・。
 そして第2位が「三丁目の夕日」。
 確かに泣けたけどね。僕はそれよりも、監督の山崎貴に対しての才能に敬意を表したい。まだそんなに撮っていないのに。凄い。
 山崎監督は、読者選出日本映画監督賞にも選ばれた。

 そのほか「リンダ・リンダ・リンダ」が第6位。
 山下敦弘監督はいいよね。
 で、第9位が「空中庭園」。
 個人的には、もっと上位だと思ったんだけど。
 豊田利晃監督は、あんな事件がなかったら、すぐに次の作品が撮れたと思うのに。本当に残念。

 次が外国映画部門の年間ベストテン。
 第1位は「ミリオンダラー・ベイビー」である。
 クリント・イーストウッド監督。当然でしょう。傑作でした。
 原作を含めた短編集は、もっと凄いらしいけど。

 そして第9位には「キング・コング」がエントリーしている。
 ピーター・ジャクソン監督。これもよかった。ちょっとウェットなところがあるけれど、3時間以上の上映ハンディをものともせず、怒涛の如く突っ走る。
 「スターウォーズ エピソード3」(第8位)と同様、こういう娯楽映画は外しちゃいけないと思うよね。
 
 そのほか「キネマ旬報」をペラペラ捲ると、年間100位ぐらいまでの作品がずらーっと載っている。
 全部合わせて240本近い映画が、おおよそ70人余りもの映画評論家(日本と外国部門で人数は当然違ってますが)によって選ばれているけど、240本という数も、ある意味凄い。
 観た映画を数えてみたら、何とたった60本台。そんなもんかよ。
 ちょっとがっかり・・・。
 映画館にひたすら通っている割には、イマイチなのね・・・。

 誤解しないで欲しいんだけど、僕は別に点数至上主義でも、他人の評価鵜呑み主義でもない。
 自分の目で確かめてこその映画だと思っている。
 でも、単にこういうイベントを楽しむ余裕は持っていたい。
 今後の映画チョイスの参考にもなるし。

 さあ。週末も映画館に直行だあ。
 
 

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