木春菊の雑記帳

2005年6月開設の徒然日記。その時みたマーガレット(木春菊)が名前の由来です。

硫黄島からの手紙

2006-12-20 11:16:48 | 映画
硫黄島からの手紙」を見ました。

命をかけても
負けることが確実であろうとも
少なくとも本土が防衛体制を整えるまでは
硫黄島を守ろうとしていた
栗林中将率いる硫黄島守備隊。

極限状態の中で
兵たちは手紙を書きます。
遺族たちの許には
届くことがなかった大量の手紙。
でも、硫黄島協会によって
掘り起こされました。
その手紙から共通した思いが伝わりました。
我々はここで生きていた」ということを。

生き恥をさらすくらいなら死を選ぶ
憲兵の邪魔をしたら犬でも殺す
出兵は喜ばしいことである
そんな時代は今から見れば狂気であり
そんな時代にしてはいけません
でも、その事実から
目を背けてもいけません
この映画を見てそう感じました。

」で象徴された今年。
その年に公開された
父親たちの星条旗」と
硫黄島からの手紙」は
「命」について考えさせられる作品でした。


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