作家と死刑囚

上川隆也さん演じる
売れない官能小説家・赤羽一兵と
武田真治さん演じる
死刑囚・呉井大悟が織り成すミステリー
「二流小説家」
見ました

元はアメリカが舞台の作品ですが
この映画は日本が舞台

１２年前に４人の女性を殺害し
首を切断しバラの花束の上に寝かせ
写真を警察に送るという
世界をも震撼させた猟奇殺人

その犯人・呉井は
何度も供述を翻すなどして
一切の真実を話さなかったが
突如赤羽に手紙を送る
「あなたに真実の真実を話す」

それは赤羽に命の危険が及ぶほどの
衝撃の展開の序章でした

とはい謎解きとしては簡単
完璧とまではいきませんでしたが
中盤で結末が読めていました

でも赤羽の今後という
想像の余地を与えてくれたのは
よかったです

ちなみに「小説」とは
元々取るに足らない理論のこと
それを知ると「小説家」と呼ぶのは
抵抗がありますが
劇中何度か登場する言葉なので
敢えて使わせて頂きました

いたずらの代償

同級生を刺して自転車で逃走　千葉・習志野の高２男子(朝日新聞) - goo ニュース

長野から遠く離れた
習志野の事件

字幕だけ見ると珍事件ですね

いかなる理由があろうと
傷害は許されることではないけれど
胸や手を刺すくらいだから
相当の恨みがあったのだろう

と思いきや
消しゴムが投げられたからとは
もしかしたらそれはきっかけで
そこに至る積年の恨みが
爆発したのかもしれません

それにしても名門習志野の名を
汚してほしくないものです

刺した方も刺された方も
色々な意味で痛い事件です

世界が認めた松原

富士山、世界遺産に＝三保松原も逆転登録―「信仰と芸術の源泉」・ユネスコ委(時事通信) - goo ニュース

悲願の世界遺産登録
自然遺産で登録できなかった富士山が
文化遺産登録で悲願達成

特に当初は
除外されていた三保の松原が
周囲の後押しで登録決定

天気の良い日には
松・富士・海が並んでいる
格好のロケーションは
自然の芸術品といっていいでしょう

委員会のお墨付きを得て
日本の宝が世界の宝と
なりました

めでたいですね

水をさすようですが
不安も一つ

観光客が増えるのはうれしいですが
悪質な人間は来てほしくないものです

確か屋久島だったか
ごみを捨てた挙句
指摘されると「そんな法律はあるのか」と
心無い一言を放った外国人がいたとか

それはやめてほしいものです
世界遺産であろうと　なかろうと

高い世界の壁

【コンフェデ杯】ザック日本、１次Ｌ敗退！３発も逆転負け(スポーツ報知) - goo ニュース

地球の裏側で行われている
サッカー国際大会
中継を見ていないので
評価できる立場ではありませんが
結果だけ見ると
欧州と南米の壁は高い！

ブラジルに惨敗
善戦空しくイタリアに惜敗

Ｗ杯で優勝を狙うなら
きっとどちらかが立ちはだかることでしょう

これが財産となることを
祈りたいものです

県庁恋物語

封切から一ヶ月経って
ようやく見ることができました
「県庁おもてなし課」

高知には一回しか行っていません
四国の最果てゆえに
長野にとっては遠い場所

でもこの映画を見て
再訪したい希望はわきました
見事なPRです

恋愛はこの映画の柱ではありませんが
要素の一つ

特にホマキちゃん演じる
恋する多紀ちゃんの表情が見事
同年代だったら落とされそうな目力
掛水が羨ましいです

冒頭でアイスクリンを食べている時は
およそ２メートルの間隔
終盤でビールを飲んでいる時は
およそ１メートル
縮まりゆく二人の距離が面白いです
この先３０センチ程度に
なることを祈りたいものです

ちなみに高知県庁おもてなし課は
実在しますが
清遠和政氏のパンダ誘致論は
実際にはないそうです
原作者の有川氏のお父さんが
お酒の場で言った言葉だそうです

１０年目の悲願

実話を元にした感動物語
「奇跡のリンゴ」

封切約１０日後の劇場は
モデルとなった木下さんと
同世代であろう方々でほぼ満席

試行錯誤の末に
１０年目にしてようやく開花
努力が実を結んだ瞬間でした
答えは岩木山にあり
自殺を止めてくれただけでなく
答えを直接教えてくれたみたいで
まさに母なる山のようでした

自分は結果を知っている
そして主人公目線で物語を見ている
だから周囲の冷たさが
恨めしくも思えました
しかし当時の人間だったら
木下氏の行動を批判したことでしょう

それだけに理解ある義父と妻子
そして周囲の考え方を変えさせた
木下氏の努力が素晴らしく見えました

大学の頃「農業はダサい」と
失礼なことを言った友人に
見て欲しい映画でした

東北一のゆり園

予報によると午後から雨
でも雨降りの前に訪問できました

飯豊町どんでん平ゆり園
広大な敷地
バラエティーに富んだ５０万の百合

しかしまだ早かったです
今は早咲きの百合が存在をアピール

入場料６００円ですが
今は半額の３００円
目の前のゆりが咲き始めたら
６００円の料金は妥当です

ゆりソフトを食べながら
美しいゆりの姿を想像しました


この後訪れた
長井あやめ公園も時期尚早

こちらはまだ入園無料でした

この日の山形市の気温は３０℃
長野より暑かったです
熊谷に抜かれるまで
日本一暑かった場所　実感しました

鶴の恩返しの里

バラ公園から車で５分
鶴布山珍蔵寺は
「鶴の恩返し」ゆかりの寺

鶴を助けた青年・金蔵に
ちなんだのが由来だそうです

古来から宮内は織物の里
鶴が機織りしたかはともかく
良質な布はあったことでしょう

全国には同様の伝説が
２５０ほどあり
ここはその一つ

鶴を助けたのが
青年であったり老人であったり
鶴の化身と
夫婦になったり親子となったりと
内容も地域ごとに異なります

でも機織り風景を見たがために
鶴と別れたのは同じ
禁止されるほど見たくなる
人間の性ですね

もう一つのバラ園

米沢と山形の間
南陽市・双松公園は
山形のもう一つのバラの名所

規模は村山にかなわないものの
様々なバラを楽しむことができます


白鷹山系や米沢盆地を臨むロケーションは
村山とは違う魅力です

今回は車で来ましたが
山形鉄道宮内駅から歩いて来ることも可能
今度来る時は南陽ワインを
片手にバラ見物するのも一興

バラ公園の裏側には眺陽桜

バラと桜の共演はありえませんが
もしあったらさぞ美しいことでしょう

公園の名前の由来にもなった
妹背の松も威風堂々


他にもつつじや菊も楽しめる
双松公園
フラワーランド山形の代表です

開湯1200年の湯治場

山形にも温泉はあれど
これまで訪問したのは蔵王だけ

次は別の温泉へ行こう
そして選んだのは
肘折温泉

新庄市の奥座敷といってもいいくらい
静かな山あいの温泉
肘を折った老僧が湯治した伝説のある地
カーブが多かったり
すれちがいに苦労する道を経て
ようやくたどり着ける
静かな温泉街

毎日開催の朝市が名物でもあり
次は宿泊したいです

画像は日帰り入浴施設
「肘折いでゆ館」の浴槽
偶然自分以外いませんでした