木春菊の雑記帳

2005年6月開設の徒然日記。その時みたマーガレット(木春菊)が名前の由来です。

早すぎた名案

2023-06-26 05:39:05 | ドラマ
「どうする家康」第24回。「築山二集え」

これまでの築山殿は
家康と不仲で稀代の悪女という
描かれ方だったけれど
今回はよき夫婦で描かれていました。
それがとうとう悪女に覚醒?
と思いきやさにあらず

これからは慈愛の心で国を作るのです
史実か定かではないですが
今回の築山殿だったら考えそう。

でも結局は思惑通りに行かず。
女子が世を動かすのは悪。
当時はそのような世だったのですね。
今はこの考え方こそ悪ですが。

そんな築山殿を見ていたら
国中で争っている場合じゃないき
と言ったが最後は暗殺された
幕末の偉人を思い出しました。
新しき世を作る難しさを見ました。

そしてそれに賛同したのに
主君に反故にされた穴山梅雪は
対四国政策を反故にされた
後の明智光秀の如し。
やはり勝頼と信長は立場こそ違えど
同じタイプなのですね。
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信康狂乱

2023-06-19 16:29:59 | ドラマ
大河ドラマ23回は「瀬名覚醒」の
サブタイトル
最後に不敵な笑みを見せる瀬名は
覚醒を思わせましたが
本編はどちらかと言えば
戦に明け暮れた
信康のノイローゼ 

子どもの頃は虫にも愛情を傾けていたのに
罪無き僧侶を惨殺するようになるとは。
臆病に見える父への反発にも見えます。
あの瀬名や信康が信康事件を起こすなんて
最初は思わなかったけれど
やはり史実に向かっていくのですね。

さて寺島進さんは
映画「清須会議」で黒田官兵衛を演じました。
対して織田信長役の岡田准一さんは
「軍師官兵衛」で官兵衛を演じました。
殺害を命じたのも官兵衛。
殺害されたのも官兵衛。
水野信元粛清の場面で
そんなことを考えてしまいました。
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打たれた杭

2023-06-11 21:59:52 | ドラマ
「どうする家康」22回は
設楽ヶ原の戦い

織田徳川連合軍の手のひらで
転がされた武田軍。

そういう展開を想像していましたが
違いました。
酒井忠次のきつつき戦法はお見通し。
後退という選択肢もありながら
前進を決めた勝頼。

信玄を超える名将として
見事な立ち振る舞いでしたね。
ですが結果を知っている側からすれば無謀な選択。
後退を進言して退けられた
山県昌景や穴山信君から
無言の不信感が感じられました。

対する信長はその才能に敬意を表し、
だからこそ潰しておきたい意志も感じました。
その矛先は松平信康にも。
亀姫輿入れの件で堂々と信長に意見した
松平信康を恐ろしく感じたと
勝手に解釈しました。

勝頼にしても信康にしても
信長にしては出過ぎた杭。
残念でなりません。





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亀姫が徳川家を救う

2023-06-04 23:00:19 | ドラマ
今回の「どうする家康」は長篠城の逸話。
史実では鳥居強右衛門が織田や徳川に援軍を頼み
その約束を取り付け城に帰る途中に
武田軍に捕らえられます。
勝頼は強右衛門に「援軍は来ぬと言え」と命じ
強右衛門は従うふりをして
城兵に「援軍は来る」と叫びます。

それを知っている自分は三度騙されました。
一度目は織田の配下になるという命令に
徳川が猛反対。織田が援軍せぬという事態に。
援軍を出さないのかい
しかし、これは亀姫の嘆願で丸く収まることに。

二度目は強右衛門が武田軍の陣を突破し
無事城に帰る場面。
武田に捕まらないとあの名場面が
しかしそれは強右衛門の脳内風景。
似た光景「Legend&Butterfly」でも見ました

三度目は強右衛門が「援軍は来ぬ」と言ってしまう場面。
その史実は変えたら駄目でしょう
思ったら亀姫の優しさを思い出し
「援軍は来る」と叫び城兵の士気を上げます。
やはりそうでなくては

亀姫と強右衛門が実際に会ったかは
定かではありません。
でもこの演出素敵です。
忠義の士、強右衛門の最期を
より印象的にしたから。

強右衛門が陣に来た時にうっかり
鳴子を鳴らしてしまいますが
死後に亀姫の背後で同じ鳴子が風で揺れる場面は
親方様を頼みましたぞ
と言っているようで胸が熱くなりました。
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