妄想中学生の青春

奇才官藤官九郎監督作

「中学生円山」

史上稀に見るおバカ作品です

「バカというのはバカだ」
なんて怒らないで頂きたい

「バカ」という言葉が
ほめ言葉になってしまうほど
爽快なおバカぶりで
笑いをこらえるのが大変でした

……
いくら親しみをこめていても
この表現を用いるのはここまでにしましょう

話を戻して

中学生の妄想が物語の柱であり
内容は支離滅裂

まとまりのない展開に
最初は疲れるけれどそれも当然
妄想という白昼夢に
ストーリー性を追い求めてはいけませんね

ここまでひどくはなかったけれど
昔の自分を見ている気分

当時読んでいた物語のエキストラに
勝手になったり
今読むと幼稚この上ない
でも当時は面白いと思って
小説を書いていた中学生時代でした

120年目の名湯

戸倉温泉開湯120年

上山田温泉開湯110年

千曲市発足10年

その節目を記念して
戸倉・上山田温泉が
今年の4月～9月の26日（ふろの日）を
無料入浴の日にしています

月ごとに対象の旅館は異なり
今月は17施設

12：30～15：00に
何箇所でも入れるのが魅力

今回は「上田館」に入浴
千曲川堤防の近くの
８階建てのホテル
ここからの展望は素晴らしきもの

（脱衣室にて撮影）
自宅から日帰りで行ける場所ゆえに
戸倉・上山田温泉に宿泊することはありません
当然ここのお風呂に入るのは初めて

いい経験になりました

この日は
「ホテル雄山」

「ホテル菊水」に入浴


時間内に全ての旅館での入浴は
さすがに無理
入浴時間にもよりますが
多くても５つが限度でしょう

脅威の80歳

エベレスト登頂成功　三浦雄一郎さん、健康状態みて下山へ(産経新聞) - goo ニュース

80歳というと
年齢的には「おじいさん」の部類

ですが、三浦雄一郎氏に対し
そうはいえません

自分が80歳になったとき
どんな状態となるでしょう
エベレスト登頂はさすがに無理ですが
老いに負けないようにと
三浦氏を見て感じました

怪我をしていたり
大きな荷物があるわけでもないのに
近くの階段ではなく
エレベーターやエスカレーターを
使おうとする若者や
椅子に座れないからといって
地面にしゃがみこむ若者の皆さん

三浦氏に負けてますよ

生野の悪夢

商店街で刺され男女重傷＝殺人未遂容疑、３１歳男逮捕―大阪府警(時事通信) - goo ニュース

「日本人なら何人でも殺す」

もしかしたら
韓国籍の容疑者に
差別をした日本人がいるのかもしれない

だからといって
人を刺してもいいことにはならない
無関係の相手ならなおさら

全ての韓国人が
こうとは思わないけれど
いかなる理由があろうとも
自国を汚す行為はしてほしくないですね

橋下発言騒動

橋下氏、慰安婦発言で石原氏に陳謝…撤回はせず(読売新聞) - goo ニュース

苦情が多く寄せられている
橋下氏の発言

怒りたい気持ちもあるでしょう

しかし「謝った歴史の解釈」
という怒りには反論したいです

橋下氏はあまり好きではありませんが
この発言は正しい歴史解釈と
考えています

確かに慰安婦制度は間違った制度
ですが過去に現在の常識が
当てはまるとは限らないのです

間違った制度を常識としてしまった
歪んだ社会状況が
太平洋戦争下にあったという事実を
受け止めてほしいものです

でも
「風俗店を生かすべし」
この発言には反対です
いいかえれば
「風俗店で働く女性を
性欲処理に用いるのも止むを得ない」
ということになります

それは明らかに非常識

五岳揃い踏み

左から飯綱・戸隠・黒姫・妙高

そしてやや距離をおいた斑尾

以上を総称して
北信五岳

ここに中野市の高社山を加えた景色は
小布施駅からの絶景

とはいえ
少なくとも一つは雲隠れすることが多く
全てが見られるのは稀

その稀な光景が見られる見事な五月晴れを前に
撮影しました

県歌「信濃の国」には
御嶽・乗鞍・駒ヶ岳・浅間が登場します

名山揃いの信州でも
四天王とも言うべき山
でも北信に住む自分には
目の前の五岳が誇りです

妙高は新潟ですがそれはご容赦を

松尾探偵の奮闘

北の歓楽街で今回も暴れました

前作から４年ぶりの続編

「探偵はBarにいる２」

探偵と教授の凸凹コンビ
前作同様楽しませてもらいました

路面電車や大倉山のジャンプ台
室蘭の白鳥大橋など
北海道の名所が随所に見られたのも
魅力の一つ

ただ、今回は
つっこみどころがいくつか

冒頭で探偵が友人の死のことを忘れ
女性に現を抜かしてしまう場面
濃厚なベッドシーンは
必要なかったのでは
PG12指定の映画だけれど
R15にして欲しいくらいでした

また中盤で路面電車での
アクションシーンがあるけれど
平然と電車を運転している運転士に驚き

そこは電車を止めるべきでは

樺太犬の引越し

タロ・ジロより五輪招致　東京タワー下の像、撤去へ(朝日新聞) - goo ニュース

東京タワーが完成した翌年の
1958年にタワーの下に建てられた
１５頭の犬たちの銅像

第一次南極越冬隊に同行した
犬たちの像ですが
撤去することになったそうです

2020年五輪招致活動の一環で
空いた場所に
シンボルマークを花で描くとのこと

もしも招致ならずとも
名所になるので素晴らしいこと

でもタロやジロたちの像も
どこかに残して欲しいです

ごんぎつね論争

その表現は大げさですが
ある小学生の読書感想文が
物議をかもしていると聞きました

新美南吉氏の「ごんぎつね」
小学校の教科書にも登場する名作

＜あらすじ＞
いたずら好きのごんが
兵十のつかまえたうなぎを川に放してしまいます
そのうなぎを食べることなく兵十の母は死んでしまい
罪の意識からこっそり栗や魚をとどけるごん
それがいつしか兵十にみつかり
いたずらと思ってごんを銃で撃つところで閉幕

「ごんがかわいそう」と思う
小学生が多数の作品

ところがある小学生は
「ごんは撃たれて当然」
「罪の意識から逃れようとする自己満足」
といった感想を述べたそうな

内容の要約ではありますが
筋が通っていて実に面白い意見
共感はできませんが
理解はできます

小学生当時は心温まる童話と思っていたけれど
罪の償い方の議論にもつながるとは

童話も結構奥が深い

鬼教官対熱血新人

図書館の自由に関する宣言
一、図書館は資料収集の自由を有する
二、図書館は資料提供の自由を有する
三、図書館は利用者の秘密を守る
四、図書館は全ての不当な検閲に反対する
図書館の自由が侵される時、
我々は団結して、自由を守る

1954年、実際に採択された宣言
この４行から累計１５０万部の
ベストセラーを生んだ有川浩さんはすごい

そしてそれを実写化した映画
「図書館戦争」
を見ましたが原作を裏切らない面白さ

原作の稲嶺指令のモデルは
児玉清さん
それを故稲嶺氏という設定で
出演させる粋な演出に感動です

またある雑誌の読者アンケートで
堂上役・笠原役をやって欲しい役者
第一位に選ばれた二人が主役という
顔ぶれも見事でした

主役二人以上に
笠原の友人・柴崎役の
栗山千明がぴったりでした

今回は図書館戦争シリーズの
第一巻を描いていますが
第二巻以降も面白いエピソード満載
続編があったら楽しみにしたいです