CuniCoの徒然・・・岩下邦子の独り言

日々の暮らしの中で、立ち止まったり、すれ違ったり。私の中のアレコレを思いつくまま、気の向くまま。

頭が回り始めたこの頃。。。

2016-02-19 11:57:19 | 表現にからむ様々なこと
いよいよ、頭の中は、クルクルと回り始めている。
朝から晩まで、表現のことを思考している。
こんな状態の時には、家族に対しても積極的な反応が出来ない。
これから5月のライブまでは、濃度の差こそあれ、この状態が続く。
つまり、苦手な家事など、振り向きもしなくなる。
ナニトゾヨロシク・・・といったところだ。

3月10日シャンパーニュで『白衣』を歌う予定でいる。
一度歌ったきりのこの歌を5月のソロライブで歌うことにしていた。
シャンソニエは、何人かの歌い手が歌うから、
曲が重なると、どちらかが曲目を変更する。
『白衣』はさすがに重ならないだろうな。。。

昨年、千秋みつるさんが出演された日に、シャンパーニュにお邪魔して、
その日のホスト斉藤さんに『白い服』歌っている方!と言われ、
一度しか歌っていない『白衣』をご存知の方に出会い、びっくりした。
「3月出演されるときに歌ってください!生で聴きたい!」と言われ歌うことにした。
が、どうやらその日のホストは一見さん、斉藤さんではない(笑)

千秋みつるさんのお姉さま、深緑夏代さんもご自分で訳して歌っている。
深緑さんの『現在わたしは』という3枚組のCDの中に『白衣』があるようだ。
聴いたことは、ないのだけれど・・・

私は、ピアフ聴き続け、日本語を探し、自分で訳した。

一度だけお客様の前で歌ったきりの歌。

5月のライブで歌う予定ではいたので、準備はしていた。
3月のシャンパーニュで、歌う機会をいただいたことは、ある意味ラッキーだった。
向き合い方が、違う。
5月だと、まだ先だとどこかで思って、楽をする。
この時期の本番三週間前の緊張感がある。
ある意味、ありがたい。

シャンソニエ出演はほとんど皆無の私なので、
私をご存知ない方にも聴いていただくことになる。
だから、私の『テッパン』曲の中から選ぶ。

千秋さんが気に入ってくださっている『アコーディオン弾き』も歌う予定。
もちろん千秋さんのナンバーでもあるが、私は、美輪明宏さんの訳詞、歌詞が違う。

久しぶりに『アコーディオン弾き』もレッスンで歌っている。
いい歌だなぁ・・・と改めて思った。
6年前に、シャンソン教室の門を叩いたときに、歌えるようになりたかった歌。
それが『アコーディオン弾き』だった。
その時、この歌のタイトルも、ピアフも知らなかった。
でも、記憶の片隅に、心の奥底にあった歌、それが『アコーディオン弾き』だった。
タイトルもわからなかったが、グループレッスンの後にピアフの曲を流してくれて、
あ!これ、この歌!私歌いたい歌だ!!心の中で、そう叫んだ。
それから、個人レッスンで、ご指導いただくことになり、そのシャンソン教室の発表会、
市民ホールで『アコーディオン弾き』と『私の神様』を歌った。
お客様に初めて聴いていただいたのは、この二曲だった。

6年経っても、いまだに発見があるし、楽しい限りである。

『私の神様』も歌ってはいけない歌の典型で・・・
最初・・・つい、口をついて出た言葉として、
「Mon Dieu…Mon Dieu…Mon dieu…」と歌い始める。
『歌う』のでなく、『つい口をついて出た言葉』として、歌い出す。
最初のポジショニングを間違えると、修正するのは難しい。

私は、歌い始めた頃、『マイク』に強い違和感を感じた。
マイクを持つことで、なにかが変わる。
さぁ、歌いますよ、とどこかで構える。
そのことに違和感があった。
マイクには、慣れてきた。
邦子にはノーマイクで歌えるようになって欲しいと言ってくれる人、
マイクを巧みに使えるようになって欲しいとおっしゃる方。
慣れてきてはいるけど、まだうまく使えてないことは、事実のようだ。

その次にどうも馴染まないなぁと思ったのは『ドレス』
メイクをして、きらびやかなドレスを着た瞬間から、テンションが変わる。
そのテンションは、歌う(表現する)私には、無用の・・・
もっと言えば、邪魔なテンションだった。
そのことを感じてから、いわゆるドレスドレスしたドレスは着ない。
パンツドレスのような姿が、ギリギリかなぁ・・・
ドレスなんて着慣れないものを着た瞬間にテンションが変わってしまう。

娼婦の歌で、下着姿の方が、理解できるし、落ち着く。
舞台なら、必要と感じれば、スキンヘッドにする私。
表現に必要だと感じれば、様々試してみる。

いろんな違和感を抱えながら、手探りで自分の表現を探している。
少しずつ、歩いている。

3月10日(木)シャンパーニュ、
チケット売るほどあるので、
お申し込みお待ちしております(^^)

私の、現在(いま)を観ていただければ幸いです。