CuniCoの徒然・・・岩下邦子の独り言

日々の暮らしの中で、立ち止まったり、すれ違ったり。私の中のアレコレを思いつくまま、気の向くまま。

意訳の難しさと面白さ

2016-02-12 20:56:26 | 表現にからむ様々なこと
フランス語の歌詞を、いくつか訳したが、
これが、結構、難しくて、面白い。

ボリス・ビアンの歌で、『J'suis snob』
女性は『私はスノッブ』男性は『俺はスノッブ』というタイトルで歌われています。
この『スノッブ』は外来語・・・なはずだけど、認知度低いです。
つまりは、見栄っ張りとか、かっこつけてるみたいな感じなのだと思う。

女性が歌っている歌と男性が歌っている歌の印象が、まるで違う。
ともに意訳なわけですが、受ける感じが違う。

自分で訳してみようかな・・・とも思ったが、沢田研二の訳詞が、いい。
沢田研二は、ピアフも見事に歌う。
ご自分の訳で、その歌の世界を生ききる。
この人、役者だなぁ・・・うまいなぁ・・・と思える。

『俺はスノッブ』
うん、この歌、いいなぁ。。。
楽譜も我が師がどうやら、探してくれたみたいだ。
キーや行き方を確認して、今度、試してみよう。
聴いて良くても、歌ってみると今ひとつってこともあるから、
ゆっくり合わせていくとしましょう。

沢田研二が歌う『8 1/2 のテーマ』も素敵だ。
マストロヤンニ・・・他の映画俳優の名前は言えないけど、
この人だけは、昔から言える。
『8 1/2』私の大好きな映画だ。

この歌の詞も沢田研二によるものだろうか・・・

ピアフの訳詞もボリスビアンの訳詞もなんとまぁ、素晴らしい。

意訳・・・『J'suis snob』の意訳を沢田研二が見事にしている。
シャンソンが好きな方は、是非、沢田研二の世界を覗いてほしい。

私も、少しずつ、自分で訳せるように、なりたいな。
そのためには、もう少し、本を読まないといけないな。

いろんなこと、考えながら迎えた53才であります(^^)