ウサチーロのとりあえず日記 Part 2

日々の記録および3人兄弟の成長日記。

なんか月刊になってきたブログですが

2011-07-05 20:03:11 | おしごと

またまた1ヶ月もたってしまいましたね。

いやあ、とにかく今年は忙しいんですよ。仕事はどんどん増えてるし、子供たちは手が掛かるし、その合間にも新聞読んだり本読んだり情報収集。なので精神的にものんびりブログを書いている余裕がないのです。

今日は出張でメキシコに来ています。

今朝朝6時半の飛行機に乗ったので長い一日です。明日別の町に移動して、木曜日に帰るという、2泊3日なので楽なほうです。メキシコに行くなんて、大丈夫なの?といわれそうですが・・・日本ではあまり報道されていないかもしれませんが、アメリカでは連日のように、メキシコでマフィアに殺されたり誘拐された人のニュースなどやっています。普通の町の中でも一般人が殺されることもたまにあるそうですが、一番危険なのは、町と町の間の高速道路だそうです。特に国境地帯。

今日は取引先の人にメキシコ北部のモンテレーという町の空港に迎えに来てもらい、1時間ほど、「高速道路」を通らなければなりませんでした。それでマフィアの話を思い出して、「最近どうなの?」と聞いたら、「そのことは話したくない(ジンクスだから?)、本当にやばいんだ」といわれました。とりあえず今日は無事に別の町に着きましたが、明日も別の町に移動があるので、自分の幸運を祈ります。

それにしても迎えに来てくれた取引先の人の車はエアコンが壊れていて、気温約30度の中を風を切って走ってました。こんなのは全然平気ですが・・・

しかしその後行ったのはトイレの便器などを作っている工場。これがものすごーく熱い(暑い?)のです。陶器を窯で焼いているから仕方ない。たぶんそのエリアは気温45度ってところでしょうか。じっとしていても汗がだらだらします。私は汗をかくのは嫌いではないのでいいのですが、でもたぶん45分くらいその中にいたのでさすがに暑くてのどが渇きました。外に出たらエアコンかけてるの?と間違えるくらい涼しく感じました。

さて話は戻って、2週間前日本とタイに行ってきました。行きの飛行機は長男と三男連れ。三男が意外と沢山寝てくれたのと、長男はいい子にしていてくれたので、昼間のフライトの割には、意外と楽でした。その後日曜の午後日本について、すぐに地元の美容院でヘアカット。

月曜の朝から銀座の事務所に行きました。その夜は新聞社に見学に行ったので夜中まで外にいて、深夜過ぎに温泉が付いてるホテルにチェックイン。朝はゆっくり寝坊して温泉に入りたいと思っていたのに、チェックアウトが9時半ということだったので、あわてて風呂に入りチェックアウト。駅の周りのショッピング街をぶらぶらしたりして昼過ぎのアポイントまで時間をつぶしました。

水曜日も普通に会社に行きました。工場だったのですが風通しの悪い2階は暑かった。節電で冷房きいてないし。

木曜日は夕方からタイ行き。朝は市役所の出張所に行ったり、郵便局に行ったりの雑用。夕方タイ航空で出発しました。タイ航空の国際線は初めてでした。すっごくサービスいいかと期待してたけどまあ普通でした。意外とタイ人の客が多いので驚きました。

金曜日は会社のタイ工場見学。会社に入って14年になりますがタイ工場訪問は初めて。いろいろ新鮮でした。途中で、日系某大手電機会社のタイ工場でうちの製品を使っていただいているということで訪問させてもらいました。夜は、タイに駐在している駐在員2名と日本の居酒屋に飲みに行きました。二人とも同年代で共通点が多く、かなり盛り上がってホテルに戻ったのは深夜過ぎでした。

土曜日、UAの便で日本へ。アメリカの航空会社のせいかセキュリティーが厳しくて、歯磨き粉を取られた!客もアメリカ人ばっかりだったなあ・・・

午後帰宅して夕方家族で近所の割烹(?)に食事に。でも子供たちがちょろちょろして全然ゆっくり出来ませんでした。

日曜日、近くのショッピングセンターで買い物したあと、地元の友達とお互い子連れでゆっくり話も出来ないので、結局家の近くの子供遊びセンターみたいなところに行って遊ばせながら少し話をして、夕食、そして歩いて帰りました。

月曜日、朝から空港へ。三男だけでしたが、彼は離陸後3時間近く寝てくれたけど、その後は元気が有り余っていて、飛行機の通路を行ったりきたりを繰り返し、到着寸前まで寝ませんでした・・・疲れた。幸い他にも子連れファミリーがいくつかいたので、あまり目立たなくて助かった。

日本にいた1週間弱は、比較的涼しかったので、あまり電力不足を感じませんでした。節電で暗いと文句を言ってる人もいるけど、近所のスーパーも、会社の近くの汐留エリアも、別に外国と比べたら「普通じゃない?」という感じでした。冷房が効いていないところ(特に工場とか)はあったけど、それはタイも同じだったし・・・そもそも私たちが子供のころは図書館とか、友達の家の居間くらいにしか冷房なんてなくて、学校でも家でも汗を沢山流してた記憶があるので、別に私にとってはたいしたことではありませんでした。これから猛暑になってくると、もっとつらくなるのかもしれないけど。電車も間引き運転していたけど別に不便もなかったし、余震も感じませんでした。総論としては、震災初の日本訪問で、ちょっと感慨深いものがあったけど、表面的にはあまり変わったようには思えませんでした。

日本から帰ってきて、片づけをして、家でゆっくりするまもなく水曜日にワシントン州へ出張。これも2泊3日でしたが、帰りは深夜で、飛行機で寝たのですが、家に帰ってきた後がなかなか眠れず。土曜日はなんだか時差ぼけのまま過ごしました。

独立記念日も家でまったり。午前中はカウチで昼寝して、昼ごろ少しバーベキューして、午後は次男と三男を公園に連れて行って、夕方は読書してました。久しぶりにのんびり出来たかも。夫も一日中寝てたみたいです(私と子供たち外出中も)。普段夜中にせっせと作業(彼の仕事)してるので、彼も疲れが溜まってるのかもしれません。

明日は私の誕生日ですが、今回の出張は外せなかったので、出張中です。なんかこの年になるとお祝いってほどでもないし、別にいいんだけど・・・でも夜ホテルの部屋で一人って言うのはやっぱりさびしいかしら。きっと明日の夜も今みたいにコンピューターに向かっていることでしょう。お祝いは帰ってから家族とゆっくり過ごします。一つ、この日に親に生んでもらったことに感謝します。

金曜日はかなり重要かもしれない会食があります。ライバル企業のお偉いさんが、実はご近所だったということが判明して会うことになっているのです。夫が仕事なので、昼の間だけ、近くの日本人の方にベビーシッターをお願いしました。大丈夫かしら・・・と心配ですが、これでうまく行ったら今後もお願いできるかもと淡い期待をしています。

来週はまたオーストラリアに行くのです。日本から英語のたぶん出来ないエンジニア二人が来るので、彼らが乗り換える香港で落ち合います。本当は日本で落ち合いたかったのですが(長男にも少し会えるし)、そのためには1日早く出発する必要があり、夫は週末いないので、だめでした。

 

・・・というわけで目の回るような毎日です。

 

ここまで書いて私は何の仕事をしているんだろう?と疑問に思われた人も多いでしょう。ある機械のメーカーの営業部長をしています。私の会社の作っている機械はあちこちの産業で使われていますので、訪問するお客さんは多岐にわたっています。上記のように、新聞社から、タイ製の冷蔵庫から、メキシコの便器製造まで、本当に様々です。メキシコのように自分で直接フォローする場合もあれば、アメリカの国内のようにアメリカ人の営業マンと一緒に訪問する場合もあります。オーストラリアは特別プロジェクトなので、たまたまです。

この時世、わざわざ行かなくても、メールでやり取りできるんじゃないの?と思われるかもしれませんが、お客さんや自社のセールスマンと面と向かって話をする、お客さんの使用状況を自分の眼で確認する、というのは、天と地ぐらい差があるんですよ。入ってくる情報も全然違ってくるし、一通り回っていると、想像力も付いてきて全部行く必要もなくなってきます。こんな世の中でも、お客さんに会わなければ注文は取れない、というのは本当です。メールと電話だけのやり取りだけで、高額な機械を買おうと思いませんよね。まあ私が全部直接担当しているわけではないのでもちろん全部行くことは出来ません。でもアメリカ大陸は広いので、あっちこっち行っているとあっという間に毎週が過ぎていくのです。個々の仕事自体はいつかほかの人にバトンタッチできればと思っていますが、今は自分の修行(仕事の上でも、そしてそれをやりくりするパーソナルな面でも)だと思っています。