ウサチーロのとりあえず日記 Part 2

日々の記録および3人兄弟の成長日記。

補習校の学芸会

2010-11-10 13:03:43 | アメリカの生活
話が前後してしまいますが、先週は補習校の学芸会のリハーサルでした。

そもそも週に一度、年間40回、1回約3時間しかない補習校で、その1日を使って(リハーサル入れると2日)学芸会をするというのはちょっと疑問なところもありますが、今回リハーサルを見ていたら、学芸会で発表するために日本語のせりふを覚えたり練習してるし、高学年になると「学習発表」みたいなことをしているので、それも日本語、日本文化の教育にはいいのかなあ、と思ったりしました。

保護者は皆ボランティアの部署に入っていろいろな活動をサポートしなければいけないのですが、私は「行事部」というところに振り分けられていて、学芸会の運営はその部の仕事の大きな一部なので、私もリハーサルでは活動に勤しみました。リハーサルでは、子供たちを呼んで待機室に誘導するというのが主でした。日中断乳したので、夫が在宅のときは下の子供たちは家に置いてくる事ができるようになったので、今回は身軽でした!運動会のときはおんぶで活動で大変でしたから・・・

さて、肝心の出し物はというと、息子のクラスは簡単な「劇」と歌+踊りです。合計5分程度の短いものですが。練習は何度かみていて、これで本当に大丈夫かな?と心配でしたが、リハーサルを見ていたら、なんとかなりそうな感じでした。わが息子は歌とか踊りが本当にだめで、何度も本人に言って、今日は絶対ちゃんと踊ってねと言ってあったので、そこそこやっていましたが・・・歌やお遊戯が大好きだった私には考えられないくらい力のない踊りです(汗)

幼稚園の子供たちが歌や踊りをやってるのも可愛いし、完璧じゃないのも愛嬌ですが、2年生とか3年生になると、子供たちもしっかりしてきて、なかなか見ごたえが出てくるもので、感心しました。フィラデルフィアの日本語補習校は、永住の子供が多いので、小学校になると、英語が母国語でアメリカ永住の子供用の「日本語コース」と、日本に帰国する子供または日本の学校のカリキュラムと同じ勉強をする「文部科学省コース」があります。待機中舞台裏で見ていて、日本語コースの子達は、子供たち同士では英語を話していて、本当にアメリカ人という感じだけど、発表はちょっと英語訛りはあるもののもちろん日本語でちゃんとやっていました。

文科省コースの子供たちは日本の子供たちと遜色ないのではないでしょうか。特に私が裏で担当していて、面白そうだったので外に見に行った3年生は、週1回だけの登校で練習しているとは思えないくらい上手でした。この子達って、たぶんみんな英語もネイティブ並みに話すのに、日本語もこんなに普通にできるし発表も立派にできるのね~と思うと感心します。アメリカにいるとは思えない。

あと面白かったのが、小学1年生の発表。「おおきなかぶ」の劇をやるのですが、劇終了後、何故か、昔(確か、私が大学生のとき!)はやった「Choo Choo Train」の曲に合わせて、突然激しい踊りを始めるのです!これはウケましたよ。まるでインド映画。インド映画も必ず最後に、話とはまったく関係ない踊りを出演者全員で始めるのですよね(笑)。まったくそんな感じでした。それを狙ってるのでしょうか??

・・・というわけで、全部の発表はみれませんでしたが、リハーサルも楽しく見させてもらいました。本番はまた当番で忙しいし、下の子達を連れてこなければいけないのでちょっとゆっくりは見られないと思うので、リハーサルのうちに見られてよかったです。