自然と共に

大自然と共存し、豊かな暮らしを実現しましょう。生活便利帳、趣味の世界を語りましょう。

皮の手入れについて・・・・・・・

2009-05-07 | Weblog


 皆さんこんばんは、休日はゆっくり過ごしましたか? 
 今日は、皮製品の件で少し話をしたいと思います。知り合いの人が、皮のカバンを購入して、店員から一生物ですよと言われて、喜んでいました。ところが、1年位いして、カバンを見ますと交換していました。聞いていますと、皮の手入れをほとんどしていないことに気が付きました。販売するほうも、手入れをする事について、丁寧にアドバイスをするべきだと思います。
 皮製品は、手入れをすると本当に皮がいつまでも、生きているように元気です。それは、ずばり「オイルの補給」です。乾燥によって、皮の繊維が爆裂し割れてきます。これは、全くオイルの欠乏によるものです。皮の材質に合ったオイルを少量補給する事で、いつまでも新鮮さを保ってくれます。そして長く使えば愛着も湧き身にあってきます。
 皆さん、皮靴を購入されていますが、街で見かける若い人の革靴で、本当に高級品、高価な靴というのを見かけますが、「オイルの補給」がないため、白化が進み、皮にひびが入ってしまっている方を良く見かけます。ほんとに靴がかわいそうに思えてきます。靴墨を塗るのではありません。「オイルの補給」をしてほしいのです。家具でも同じです。皮の高級家具でも、オイルが不足すると、ひびが入ってしまいます。家具用のオイルをほんの少し補給するだけで、皮は生き返ってきます。
 オイルは、種類がありますので、少量を端につけて確認してから、本当に薄く補給すると、皮がきれいに吸い込んでくれます。付け過ぎると、べたつくことになりますので、とにかく薄く塗って吸い込んだのを確認することが大切です。皮がやわらかくなる感じがありますが、これが本来の姿です。数10分から1時間程度で大概は吸収して、安定してきます。
 革靴に、靴墨を塗る人がいますが、傷の補修以外には、塗る必要はありません。家具用のクリームを薄く延ばして、「オイルを補給」している感覚で不足分を補給すれば、本来の皮の能力が発揮されます。また、オイルが適度に補給されていると、多少の雨でも弾いてくれますので、変な防水スプレーをかけるより皮には優しいです。防水スプレーで皮をだめにした事があります。ご注意ください。
 では、皆さん「オイルの補給」をお忘れなく。是非お試しください。
 物を大切に、丁寧に永く扱うのも環境に優しい、身近な取り組みです。
 では、本日は、この辺で・・・・・・・ごきげんよう。


  

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