陽だまりの中のなか

前田勉・秋田や詩のことなど思いつくまま、感じたまま・・・。

「詩と思想」へ拙作詩集「橋上譚」の評

2014-11-29 | 詩集「橋上譚」

 「詩と思想」12月号の<新刊Selection>で、青森県の詩人高橋憲三さんが拙作詩集「橋上譚」の評を寄せてくださった。詩集の著者である私が「なるほど!」と思う切込みがあって、うれしい。紙面は600字程度のものだが、簡潔に有難いほど的確な評。
ありがとうございました。

 本文は私のホームページ「窓枠大の空」へUPしたので是非ご一読を。
 http://www.geocities.jp/maedaben/details1.html    

                                                           

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「poetry paper」 発信することの大切さ

2014-11-14 | 詩関係・その他

A4の用紙表裏にカラー印刷、ページはこれだけ。詩誌というにはどうか、かといって所属詩人が4名もいてそれぞれ作品を出しているのだからやはり詩誌か・・・・。

形体はどうあれ、いや、形体を変えた新しい姿で詩を発信しているのがこの「湊詩人クラブ」。秋田市土崎港周辺に居住しているという共通点で?同人誌の形をとっている。10月1日発行で5号を数える。今年4月に他界された今川洋さんも名を連ねていた。

ちょっとした遊び心での発刊かもしれないが、発信することの大切さ、重要さを示しているように感じる。ネット時代にあって印刷物・活字の良さを主張してもいる。そして更に、書き手側に立ってみると刺激的でもある。そして、そして、何よりもこの「湊詩人クラブ」のメンバーは先輩詩人たちであるということ。うれしい。

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国語辞典

2014-11-06 | その他

破れた表紙を修復しての現在形・・・

 先日、某TV局で三省堂「新明解国語辞典」のヒストリー番組が放送されていた。「そういえば以前使っていた辞典はこの辞典か?」と思って物置になりつつある別室に行って手に取ると、表紙の色と奧付けはまさにそうであった。それまで出ていた「明解国語辞典」を刷新したものらしい。発行年月日は昭和47年1月24日、初版第一刷とあるからまさに初版本。TVのヒストリーでは、国語学者たちの人間関係がごちゃごちゃした中での発行だったらしい。

名を連ねる編集者は、金田一京助、金田一春彦(京助の息子)、見坊豪紀(けんぼう ひでよし)、柴田武、この辞典の主幹として山田忠雄となっている。驚いたのは、①編集のトップに名を連ねている金田一京助は名を貸しただけで執筆していないこと。もっとも、元の辞典では「監修」とあるから、編集も監修も・・・・ ②元となる実質的な語彙収集研究等は見坊であったこと ③それでいて山田が主幹として編集発行のメインとなっている逆転現象であることであった。ここら辺を番組は掘り下げていたが、内容的には見坊の辞書と言った方がふさわしいな、と思った。

いずれにせよ、「新明解国語辞典」は新しい言葉を採用したという意味で歴史に残る辞書とのことらしい。この辞書を買ったのは20歳の頃であったか・・・・定価千円とある。その後、私は広辞苑とか広辞林とか実用国語辞典とかいろいろ買ったが、なぜか手軽な「新明解国語辞典」が手元にあった気がする。(もう一つと言えば、「現代用語の基礎知識」・・・これは毎年買っていた)使い勝手がよかったのだろう。画像のように、表紙破れている次第だ。

・・・まぁ、初版であろうがなんであろうが、要は頭に練りこませていたか、残っているか・・・・が辞書の本領だから、さてさて・・・と消沈している。

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国民文化祭inあきた フィナーレイベント

2014-11-03 | 地域・社会

鹿角市「花輪ばやし」

10月4日から秋田県内各市町村で開催されてきた第29回国民文化祭は、今日、11月3日で1ヵ月の期間を終えた。次回は鹿児島県。

今日は強風注意報の出た悪天候。数日前からちょっとは楽しみにしていたイベントだから、せめて雨だけは降らないでほしいと切に思っていた。その雨も降ることなくよかったのだが、風の強さには困った。秋田市の竿燈は当然風に弱いイベントであるから、昨夕早々と開催会場を駅前施設に移動するとの通知がなされた。いい判断。

そして今日。秋田市は土崎の「湊祭り」(曳山)、仙北市角館の「飾山(おやま)ばやし」、鹿角市「花輪ばやし」の三つの山車(だし)が秋田の広小路に出揃った。こんなことはそうそうあるものではない。午後からは大仙市刈和野の「大綱引き」が行われ、続いて「六郷の竹打ち」・・・。隣接する施設では各地の神楽が披露され、県内外の観光客で大賑わいであった。

     ↑ 秋田市土崎「港ばやし」         仙北市角館「飾山ばやし」 ↓

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