陽だまりの中のなか

前田勉・秋田や詩のことなど思いつくまま、感じたまま・・・。

「密造者」第89号

2014-02-23 | 詩関係・その他

詩誌「密造者」第89号が発行された。思えば、この同人誌にお世話になってから11年が経った。第54号からの参加であった。それでいて、ブログにはあまり紹介していなかったような気もする。

というわけでもないが、紹介まで。同人は札幌、弘前、秋田県内、東京、横浜、習志野、埼玉など住の21名。発行所は秋田県北秋田市。詩、評論、エッセイ、合評会記録など。

 

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ゴーストライター・・・・・!?

2014-02-06 | その他

 

 「現代のベートーベン」佐村河内 守は、虚像であったか・・・・。

数日前、本人からのコメントが各報道に送信されて、その日のニュースは賑わった。関心の無い人には特段意味の無いニュースであったと思う。が、私は少しばかりショックを受けていた。                                    

 昨年、クラシック界ではとんでもない売り上げ記録と言われ大ブレークした「交響曲第1番HIROSHIMA」。クラシックには(も)疎い私でさえも、買おうか買うまいかと悩んだものである。勤務先でコーヒーブレイクの折り話題にしたところ、そのCDを持っているという人が、その「交響曲第1番HIROSHIMA」のCDを貸してくれた。買ったばかりのDENONの安プレイヤーで再生して一丁前な雰囲気に浸った。そして、シベリウスの「レミンカイネン組曲」にある「トゥオネラの白鳥」にも似た、短調の音重い調べが魅力的であった、と、これも一丁前に自身のために評価なんぞしたりしていた。

 2週間程前、その同僚から新アルバムである「鎮魂のソナタ」(ピアノ:ソン・ヨルム)のCD2枚組みがあると言われ、これも借りることが出来て聴いた。寒い部屋で一人聴いたせいもあって、長く暗く短調なピアノの音が続くばかりとしか印象は無かったが、聴覚障害者が描く世界はこうなのかと感じること多かった。

 虚像であったのか・・・。全てが虚像とは思いたくないが、ショッキングな出来事である。 

 

以下、<Yahoo ニュース>より引用

新垣氏「佐村河内さんの共犯者」「書かないと自殺すると…」

 聴力を失った作曲家で「現代のベートーベン」と呼ばれる佐村河内守(さむらごうち・まもる)氏(50)が、実際は曲作りをしていなかった問題で、ゴーストライターを務めていたと公表した桐朋学園大非常勤講師の新垣隆氏(43)が6日、都内のホテルで謝罪会見をした。

 新垣氏は「佐村河内さんと出会った日から18年にわたり、彼の代わりに曲を書き続けてきた。私は佐村河内さんの共犯者です」と告白。「何度もやめようと言ったが受け入れてくれなかった。曲を書かないと自殺すると(佐村河内氏に)言われた」と生々しいやりとりも明かした。

 また、フィギュアスケート男子日本代表の高橋大輔が「ヴァイオリンのためのソナチネ」を使用していることに絡み、ソチ五輪の前に公表するか苦悩したと言う。だが「このままでは高橋選手までウソを強化する材料になり、五輪の競技後に発覚した場合、高橋選手が戸惑い、偽りの曲だったと世界から避難されると思い」公表に至ったと説明した。

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一月に届いた刊行物の中から

2014-02-01 | 詩関係・その他

1、秋田県現代詩人協会発行の「秋田県現代詩年鑑2014」が発行された。今回から会員以外の応募も受付け、計72名が作品を寄せている。

2、仙台の秋亜綺羅氏の個人季刊誌「ココア共和国」№14が発行された。”若い歌人3名をご招待している”と添えられた私信に書かれてあったが、秋氏はじめ、みないきいきとしている。

3、komayumi第23号。若木氏の「ペルソナ」がますます勢いを増しているような感じがする。

4、「北五星」と書いてカシオペア。第9号。堀江沙オリ、見上司、佐々木久春、田代卓の4氏による詩誌。堀江氏の長詩が目を引くが、その世界に入ってゆくには時間がかかる。

                                          

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