陽だまりの中のなか

前田勉・秋田や詩のことなど思いつくまま、感じたまま・・・。

十田撓子詩集「銘度利加」 評

2018-01-30 | 詩関係・その他

     
                「詩はいま」平田俊子氏評(秋田魁新聞1月30日)


 昨年11月30日に出版された十田撓子さんの第一詩集、「銘度利加」の詩書評が出てきた。
 「現代詩手帖」2月号で峯澤典子氏が6人の詩集を取り上げ、そのうち十田さんの詩集について「地霊の口を借りるように物語る行為によって現前するのは、ロシア正教の受洗者名簿「銘度利加」、つまり不遇に遭った者たちの「内なる祈り」の記録だ」とし、「これは聖なる水葬と再生の叙事詩だ」と結ぶ。
 また、今日の秋田魁新聞掲載の「詩はいま」(共同通信配信)において、平田俊子氏が「遠くの時代から響く」と題し評している。以下引用。「著者はそういう「銘度利加」に記された名のみの人々」の声に耳をすまし、思いをすくい上げようとする。その結果、土地の記憶を呼び覚ますような美しい詩編が誕生した」

 秋田から新しい詩人が羽ばたく。楽しみが続く。

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「秋田県現代詩年鑑2018」刊行

2018-01-25 | 詩関係・その他

       

 秋田県現代詩人協会発行による「秋田県現代詩年鑑2018」が刊行された。今号は通巻27集目となる。
 昨年亡くなられた山形一至、木内むめ子両氏の作品を含め、会員や一般参加者計61名の自選作品の他、巻末に「2017年詩界のうごき」が収められている。
 

 編集発行 秋田県現代詩人協会 (〒010-1604 秋田市新屋松美町5-6 横山方)
 発行日   2017年1月25日  
 定 価   800円+税

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謹賀新年・無線はじめ

2018-01-02 | その他

       

新年おめでとうございます。

 毎年1月2日~3日は箱根駅伝・・・ではあるが、実はアマチュア無線の世界ではこの同じ二日間「New Yeare  Party」と称し、無線家が挨拶運用を行う日。
 ということで、毎年、無線機とパソコンとテレビの電源を点け、目と耳と口と手と混乱する頭を使って一通りの時間を過ごしている。(目=無線機ディスプレイの周波数や駅伝のTV映像確認、無線応答者の過去データ検索その他情報確認/耳=無線機からの音声情報確認やTVからの箱根駅伝中継/口=無線機での応答や独り言/手=無線機の周波数変更や交信記録のパソコン入力と検索など/頭=これら情報と動作その他諸々同時進行ゆえのパニック頭脳・・・)
 だが、今年・今日は、ここ数年間無線機材のメンテナンスを怠っていたせいか、不具合が発生してすぐさま終了。 未練がましく設備とは切り離れているハンディー無線機を取り出して、コールしている知り合いに声を掛けたりしてそれなりに・・・終わった。
 なんかロートル化してきた自身に気付いたようで?いい正月そのもの。

 今年も宜しくお願いします。たまには、このブログを見て下さった後にコメントをいただければ嬉しいです。画面右下の「コメント」というところをポチッと押すと投稿画面になります。 

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