陽だまりの中のなか


前田勉・秋田や詩のことなど思いつくまま、感じたまま・・・。

千秋蓮まつり  ー秋田県現代詩人協会も詩作品で協賛ー

2021-07-22 | 詩関係・その他

秋田市千秋公園お堀の蓮をライトアップする「千秋蓮まつり2021」が昨夜19時半にスタートした。
会期は9月11日まで。この期間、19時から22時までライトアップされる。
19時、20時、20時後半には、秋田県現代詩人協会が協賛
市内在住の会員から募集し選考された詩作品3編の
朗読音声が流される。

初日の昨夜はオープニングセレモニーが行われた後ライトが点灯し、時にグラデーションとなって蓮を染めあげていた。
詩作品の朗読音声は約1時間に1回なので、全部聴くには21時頃迄いなければならない。
なので?1作だけ聴いて帰ってきた。もう少し早ければいいのだが・・・。
朗読はプロのアナウンサー。

※期間中、秋田駅前と川反エリアの飲食店42店舗協賛。お堀前の中土橋周辺にキッチンカー出店。
蓮の花のフォトコンテスト開催(Instagram上で)、千秋公園朝散歩などが行われる。
興味のある方は下記の秋田商工会議所公式サイトで確認を。
  https://sensyuhasumatsuri.jp/

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矢代レイ詩展 ー詩を楽しむー

2021-07-02 | 詩関係・その他

 個人詩誌『ピッタイン・ダウン』を主宰する矢代レイさんの「矢代レイ詩展 ー詩を楽しむー」が、
7月1日から秋田銀行本店ロビーを会場に始まった。

         

               ご本人と会場の様子(顔出し画像は承認済み)

        

 今年1月の詩展に続いての開催。これまで同様、銀行からの要請があっての開催というから、
評価と共に、詩展はすっかり矢代さんの代名詞になってきた感がある。
 展示されている作品は個人詩誌『ピッタイン・ダウン』に発表されたものが主になっているが、
1月は「詩とわたし」で、今回は「詩を楽しむ」。詩作時の心境変化がテーマ化されているようにも
感じられた。
 展示されている作品は活字のほかに毛筆による手書きもあり目を引く。
 また、『ピッタイン・ダウン』の既刊号が手に取りやすいように下げられていたり、
自著4冊の詩集が展示されていたり、「詩」と接しやすい工夫がなされていた。

 会期等は下記の通り。

会 期  7月1日~7月30日まで。
時 間  9時から15時
     土、日、祭日は休み。無料。
場 所  秋田銀行本店ロビー(秋田市山王)

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秋田の先人・詩人<本郷 隆>生家

2021-06-03 | 詩関係・その他

 十数年も前から気になっていた秋田県大仙市角間川の「国登録有形文化財 旧本郷家住宅」へ行ってきた。
 江戸末期から明治、大正、昭和の時間を刻んできたそれぞれの建屋。あるいは跡・・・想像以上にしっとりと
落ち着いた風情の9代続いた(パンフレットより)”大地主の邸宅”であった。

 当家7代目当主の3男であった詩人、本郷隆の生家である。が、実は私はその作品を知らない。気になっては
いたが、時間の差がありすぎていた。彼の名を知ったのは、
私がまだ若かった頃!?
県現代詩人協会の先輩である斎藤勇一氏が、
1992年に「本郷隆 ある詩人の精神の軌跡」という著書を出版
していたから。
その著書のタイトルにある本郷隆そのものを知らなかった。そして今も。
 せめて、彼の作品の展示があってもいいのではないのかなと思った。が、そうか、ここは
「本郷家」の建物文
化財施設であって、「本郷隆」の世界ではないのであった。

そういえば?旧家の子弟は高学歴者が多い。やはり財力が教育環境をつくっていたということか。

 広大な仙北平野を縫ってドライブするたびに、いつも決まって迷ってしまう。その度にドライブナビを止めて、
自身の感覚で帰路へ向かってみる。今日も駐車場から確信をもって帰路はこちらであろうと動いたのだが、
しかしながら、なんと、まったく逆の南方向であった(笑)。
 一面平らな地を這うようにドライブするチャレンジのような気概は捨てがたい。

<参考>
 Jinjinのブログ  2017年5月24日 (水)
 『本郷隆・詩の世界』
 秋田・角間川出身の本郷隆について、内村剛介氏が絶賛していたので知っていたが、肝心の「第九回歴程賞」を
もらったという「石果集」は、古本屋でも入手できなかった。
 ところが、偶然、草野心平らが編輯した『本郷隆・詩の世界』(1980年5月、湯川書房)を入手したところ、
「石果集」が収録されていた。おいおい、読むことにしよう。


昭和期の詩人。
生年大正11(1922)年7月4日。没年昭和53(1978)年12月19日。出生地秋田県。学歴〔年〕東京帝国大学心理学科卒
主な受賞名〔年〕歴程賞(第9回)〔昭和46年〕「石果集」。経歴中央公論社に勤務し、また「歴程」同人。「三田文学
「無限」「ぴえろた」などに詩論などを発表し、現代詩構造や機能をめぐる言語美学的研究家として注目される。
著書に詩論集「石果集」(昭45)。

 

       

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水彩画「彩雅会展」

2021-05-14 | 詩関係・その他



昨日、第10回「彩雅会展」に行ってきた。
この会展に初めて行ったのは3年前だったか。
私の所属する詩とエッセイ誌「海市」の同人である細部氏が、この会に所属しているというのがきっかけであった。
水彩画というのは、実はその時まで直接鑑賞する機会がなかったのだが、以降、繊細でやさしい画調に魅かれた。
 
今年の出展数は、主宰者の作品3作を含め15名全63作品。
贔屓目と思われようが?ここは細部氏のことのみにて・・。
(残念ながら本人がいなかったので、作品撮影は遠慮した。ここに貼り付けたかったのだが・・・)
彼の出展数は7作。その中で「西日通り」に魅かれた。
静物画「秋の拾いもの」に描かれた、洋酒の瓶と枯草のシャープな表現に惑わされながらも・・・・。
「西日通り」は、街角のある情景を切り取ったクールな感性を表現したように思えた。
硬質で「つんっ」としていていい。
素人の私には上手く言い表せないが、信号で止まっている?車の影と街路樹の影が、
その方向性、角度からして柔らかくやや不一致の揺れを見せているのがまたいい。

「晩秋」は稲刈り後の田圃を手前にした構図。縦の画角で遠近を強調していた。 
「秋のシルエット」は公立美大と思われる倉庫とイチョウの大木。
  これまで観てきた彼の樹木、葉の表現が如実に出ていた絵だと思った。

今回は、「海へ行く道」「朝」「晩秋」など縦の画角に挑んだテーマだったのかな?と感じたが、
さてさてさて・・・どうなんだろう。そのうち聞き出そう。

コロナウイルス感染症拡大が進む中、開催に難儀したこととは思うが、
入り口でのマスク着用掲示、氏名と電話番号記入の記帳、記帳筆記具の都度消毒など、
受付対応はしっかりとしていてなんら不安はなく、関係者の熱意を感じたひと時であった。感謝。

会期は残念ながら明日まで。
当ブログの影響力は全くないが、今のコロナに関する状況を鑑みこの時間でのUPとした<(_ _)>。
会期日時:5月14日(金)から16日(日) 10:00~16:00
開催場所:アトリオン(秋田市中通2丁目3−8)3階展示室A,B
入場料 :無料
その他 :駐車場はなし。会場付近の有料駐車場ご利用を。

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自転車で市内巡り

2021-05-08 | その他

 久々に自転車に乗って秋田市中心部をぶらぶら。 
 車の運転とは違い気ままに小路へ入ったり止まったりと、思うように動けるから気持ちがいい。
交差点やT字路など車との接触リスクはあるが、気を張って行動する分、少しは”脳の活性化”に繋がっているかも・・・?


 市立中央図書館明徳館へ。駐車場が狭いこともあって、この図書館を利用することは少ない。
どちらかと言えば近場の市立新屋図書館か県立図書館へ行くこと
の方が多い。
今日は調べたいことがあった訳ではなく、某氏の著書があれば見てみようか、という程度。館内、予想以上に人がいた。
 長居せず早々と退館。

       


 千秋公園へ。園内はツツジが咲きはじめていた。胡月池から見る斜面のツツジはまだまだで、
見事な色合いがそろうのはもう少し先のようだ。
 本丸への階段の脇に「秋田犬ふれあい処」があり、秋田犬2匹が観光客のシャッターを浴びていた。
係の人が3人いて、エリア内に入る人の検温と手指消毒などのコロナ対策。
 当方は遠巻きに見ながら通過!

   

              

 佐竹小路を中央警察署裏の古川堀端通りへ曲がり、秋田広小路教会の向かいにあるポケットパークから
建設中の『あきた芸術劇場「ミルハス」』を眺める。
2022年6月オープン予定。あと1年足らず。コロナが終息していればいいのだが。

        


 旭川を渡って大町1丁目。かつて横町通りにあった旧大島商会のレンガ建屋(国登録有形文化財)が、
「あきたまちなか観光案内所」として移築完成していた。千秋公園同様、観光客?が多くいた。
それとも物珍しさの市民?ここも近寄らず遠めに撮影!。
 その隣りにあるジャズ喫茶「ロンド」。懐かしい。若い頃それなりに通っていた。
 そしてその隣り、今は「デザインショップ贔屓」とかのようだが、昔は確か「石井パン屋?
(菓子舗?)」で、
詩誌「匪」初期の頃、数回利用した会合場所だった。お菓子を注文することで
2階の部屋を数時間借り切ることが出来るシステムだったと記憶する
(思い
返したら・・えっ?半世紀も前のことだ!)。
大正か昭和初期頃から秋田の文人たちが利用した場所だと聞いたことがある。
(石井パン屋は、もしかして「あきたまちなか観光案内所」があるところだったか??)

  

 茶町通りへ入ると画材とギャラリーの「彩画堂」。知人画家の個展などでよく来ていた。
秋田の画家にとってはお馴染みの、あって当たり前の店と知人は言っていた。
 そこから南へ進み、すずらん通りの西端、この長屋のような建物の一角に「〇〇古書店」があったが、
今は飲食店のようだ。秋田では老舗古書店のひとつで、「秋田豆本この会」だったかの豆本出版もしていたと記憶する。

     

 

 かくして、行き当たりばったりの自転車市内巡りは、
自分の歳を改めて感じる懐古的な時間であった・・・。

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リンク 詩人団体と記念館

2021-05-02 | リンク 詩人団体と記念館

< 詩人団体 >

・日本現代詩人会           http://www.japan-poets-association.com/

・日本詩人クラブ       http://japan-poets-club.d.dooo.jp/

・秋田県現代詩人協会     https://shijinkyokai.web.fc2.com/

・宮城県詩人会        https://miyagikensijinkai.wixsite.com/poetry

・山形県詩人会        https://ameblo.jp/kodomonintei2/theme-10105807113.html

・栃木県現代詩人会      http://pont.world.coocan.jp/
 
・群馬詩人クラブ     https://gunma-shijin.jp/

・埼玉詩人会       https://twitter.com/saitamasijinkai

・横浜詩人会       http://yokohamasijinkai.web.fc2.com/index.html

・山梨県詩人会      http://www7a.biglobe.ne.jp/~yamanashishijinkai/

・石川詩人会       https://ishikawa-sijinkai.com/

・富山県詩人協会     http://blog.livedoor.jp/magellanfuture/

・現代京都詩話会     https://plaza.rakuten.co.jp/siwakai/

・関西詩人協会      http://kpapoem.web.fc2.com/

・兵庫県現代詩協会    http://hyogopoetstry.sakura.ne.jp/main/

・岡山県詩人協会     https://okayamapoet.web.fc2.com/

・大分県詩人連盟         http://oitashijinrenmei.blog.fc2.com/


 < 記念館等 >

・日本近代文学館         https://www.bungakukan.or.jp

・日本現代詩歌文学館   https://www.shiikabun.jp/index.html

・寺山修司記念館         https://www.terayamaworld.com/museum.html

・宮沢賢治記念館     https://www.city.hanamaki.iwate.jp/miyazawakenji/kinenkan/index.html

・石川啄木記念館     https://www.mfca.jp/takuboku/

・高村光太郎記念館    https://www.hanamaki-takamura-kotaro.jp/

・草野心平記念文学館   http://www.k-shimpei.jp/

・西脇順三郎記念室    https://www.city.ojiya.niigata.jp/site/kanko/nishiwakijunzaburo-kinen.html

・荻原朔太郎記念館      https://triipnow.com/3049 

・中原中也記念館     https://www.chuyakan.jp/

 

 

 

 

 

 

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さくら前線、通過。

2021-04-26 | 季節

 桜前線が通過した。
 あっという間の感動物語。
初夏までのしばしの間、多彩な花々が咲きはじめる・・・のですよネ?

         
           ⇧(秋田市)住んでいる近場の舗道に毎年いち早く咲く

   
   ⇧(井川町)「日本国花苑」桜とファンタジックなオブジェ(村中保彦「雲の上の街」)

  
                   ⇧(秋田市)太平川堤防の並木と周辺公園 

     
                  ⇧(大潟村)「菜の花ロード」

  
                 ⇧(横手市)「横手城址公園」

   
                       ⇧(鹿角市)「花山公園」

         
                           ⇧(北秋田市)「鷹巣中央公園」

 

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春がやってきた

2021-04-02 | 季節

               

 春がやってきた。
 日に日に春らしい天候になって、庭先(単なる空き地)の水仙やクロッカスなどの蕾がほんのりと色づいて来た。
    毎年借景でお世話
になっている(笑)隣家の庭では椿が咲き、ボケや梅が咲きはじめた。
これからチューリップが咲きはじめる頃になると、春そのもの。
 1週間ぶりにウォーキングに出たところ、いつもの経路の垣根のレンギョウが見事に黄色く咲き誇っていた。
数日違いでこのような発見・・・。
 時間は流れている。知らないうちに。

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「秋田県現代詩年鑑2021」刊行

2021-03-03 | 詩関係・その他

           

 「秋田県現代詩年鑑2021」が刊行された。

 現在の秋田県現代詩人協会が設立された翌年、1992年に第1集を刊行してから今回で30集となる。
 同協会会員や賛同する詩の書き手などの参加により54編収められているほか、
 一年間の動静が記録されている。秋田の詩界を見て取れる一冊であり、記録されてゆく原点。


 編集・発行 秋田県現代詩人協会(秋田市新屋松美町5-6 横山方)
 発行日   2021年2月25日
 定価    800円+税

 

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小川英晴詩集『蜜月』

2021-02-10 | 詩関係・その他

                                 

 小川英晴さんから新詩集『蜜月』が届いた。
   
  平成最後の年、三月十三日の深夜、私の最愛の妻和美が息をひきとる。
  享年五十六歳、早すぎる死であった。
  亡くなるおよそ二年前、腹膜播種が発覚したころ、
  和美は私との残された時間を
  「
いま私は人生で最も幸せな時間をすごしているの、ひでちゃんと二人だけの蜜月をすごしているの」
  と言ってくれた。(以下略。序文より抜粋/画像帯文参照)

 詩集のタイトルは、ここから来ていると思われる。
 時間と空間を共有してきた伴侶が他界するという衝撃と悲しみと喪失感は、
経験者の一人としてよくわかるだけに、読み進めていくのがつらかった。

 当詩集での作品は妻へとも自身へともつかない語りかけ、経過、事実を表す形をとっている。
文字を追えば追うほど悲しみが伝わってきて、なかなか読み進めない。こうしたことは久しい。
こんなにもピュアに悲しみを表せることを羨ましく思った・・という言い方は間違っているかも知れないが、
悲しみが本当に伝わってくるのだ。言葉も美しい。だから詩になっている。
 理屈ではない。
愛情も感謝も悲しみも寂しさも苦しさも、作品にすべて籠められ、
そうした気持ちが本当のコトバになって表されていると感じた。
「二人だけの蜜月をすごしている」と言った奥さんのコトバもやはり真意であり、読み手に強く残る。


 序詩「旅立つ日」

 ちりしくさくらのかわりに
 ちりしくゆきのうえでしにたいとあなたはいった
 ちりしくさくらのみちをゆくのではなく
 はげしくふりしきるゆきのなかを
 ひとりきえてゆきたいと
 しずまるだいちに
 ゆきはひっそりふりつもり
 あなたのすがたばかりかこころまでもがいてつくしんや
 あおあおとすきとおるすいしょうきゅうをぬけだして
 あなたはあえかなひかりをはなって
 そのまま
 ふりしきるゆきのなかふかく
 ひとりたびだってゆかれた


 澄んだ気持ちが美しい情景と言葉・文字となって見事に表現されている。
「ちりしく」「あえか」「ゆかれた」という言葉に悲しみと尊厳さを深く感じる。

 小川さんは1951年生まれ。詩誌「ぼくだけがひとり」を19歳で創刊。
第一詩集『予感の猟場』を刊行以来、詩集や評論など多くの著書を出している。
 半世紀も前、私は『詩芸術』という商業詩誌へ投稿・発表していたことがあった。
泥臭い気負った私の詩とは異なり、同年の小川さんは理知的な詩や評論を同誌へ発表していたのを記憶する。


発行日 2021年2月3日
著 者 小川英晴(おがわ ひではる)・東京都
発行所 株式会社架空社(東京都練馬区関町北1-12-9)
定 価 2,800円+税 

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