陽だまりの中のなか

前田勉・秋田や詩のことなど思いつくまま、感じたまま・・・。

青森の文学土壌

2012-03-26 | 詩関係・その他

昨日ぶらりと青森市に出かけた折のこと。
昼食のために立ち寄った店の通路に故高木恭造の詩(の一部)が掲額されていた。
直筆なのかどうかは分からないが、とにかくカメラに収めよう!と思って
額のガラスに反射する蛍光灯の光を避けながら背伸びして何回かトライ。
店員さんに本物かどうかを聞いてみたが
「さぁ・・・この人誰ですか?」と逆に聞かれてしまった。

 私が二十代前半の頃、ある詩の会合で高木恭造本人が朗読するソノシートを聞いたことがあった。
「方言詩はなんたって青森の高木恭造だ」と力説する某氏と
津軽弁の独特のイントネーションが一組になって強く記憶に残っている。

 さらりと、こうして先人の作品を飾り、誇っている青森の文化の高さに感じ入った。

 

※ソノシート⇒レコード盤の簡易版で薄いプラスチックに録音したレコード盤状のもの。

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東日本大震災一年目  黙祷・・・

2012-03-11 | 地域・社会

あの日から一年が経った。

あの時から以降、何が出来たんだろうか、何をしただろうか・・・などと思うことがある。

いつもとは言わない。いつもではないがどこかで妙な後ろめたさを感じることがある。

決していい子ぶっているわけでもない。

勤務先を通じて何かしら行動はしているつもりだが、それで良いのか・・・。

思うなら行動すればいいのかもしれない。そうかもしれない。

 

由利本荘市で「本海獅子舞番樂大競演会」なる重要民族文化財指定記念公演が行われた。

江戸初期、修験者の本海行人が鳥海山麓の村々に伝えたという。

特に鳥海地域や矢島地域に伝えられたものを本海獅子番楽と指すらしい。

開演にあたって、伝承者協議会の会長さんは、

番楽の演目の中には鎮魂を表わすものがあると言い、大震災一年目に捧げたいと挨拶。

 

帰路途中、14:46にが近づいたところで本荘港に立ち寄り、

その時刻、雲間から覗く鳥海山の方向に車を停めて

黙祷・・・。

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あきたびじょん、びじん

2012-03-04 | 地域・社会

「あきたびじょん」という秋田県の観光キャッチフレーズがヒット?しているらしい。

「あきたびじん」に「ょ」が小さくついていて、秋田ビジョンと美人をかけている。

それよりも何よりも話題なのが秋田美人のポスター。

勤務先での話だが、秋田へ出張で来た人がまじめな顔で同僚へ質問した内容が次、

「あのポスターの人、秋田の何処に住んでいる人?」

「何歳なの?」

「佐々木 △もそうだけど秋田はやはり美人が多いな」・・・だったとか。

 

秋田県のHPやその他で調べてみたら、

著名写真家である故木村伊兵衛氏が昭和28年?に秋田県の仙北で撮影した写真らしい。

ということは、59年前、被写体の秋田美人が当時17歳だとして現在76歳。

きっと美しいおばあさんに違いない。

 

ポスターを掲載したいところだが、秋田県のHPで著作権により転載等禁止だと記載されているので残念!

画像は下記のアドレスからアクセスしていただきたい。

http://common.pref.akita.lg.jp/akitavision/

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春かな?

2012-03-03 | 季節

ここ数日青空の見える時間が多くなり、

家の周りに残っている雪の塊も、気のせいか小さくなってきたように感じる。

青空

実に気持ちがいい。

 

 

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