陽だまりの中のなか

前田勉・秋田や詩のことなど思いつくまま、感じたまま・・・。

詩の講座 開催

2013-09-23 | 詩関係・その他

秋田県現代詩人協会主催、「第29回国民文化祭あきた・2014」プレイベントの<秋田の詩祭2013>「詩の講座」が、22日午後、あきた文学資料館(秋田市)において開催された。

始めに、斉藤肇さん、田口映さん、長谷部美音子さん、かなさんの4名が自作詩を朗読。その後、男鹿市の小松春美さんが「自然を見つめて詩片をひろう」、大館市の若木由紀夫さんが「詩を書くことの意味」と題しそれぞれ詩作に対する姿勢や詩論を披瀝した。

小松さんは、自らの生い立ちを振り返りながらその都度感じてきたことや触れてきた文学作品の印象をを織り交ぜ、詩を書く現在とのかかわりを語った。小さい頃に読んだ「ジャックと豆の木」は、その蔓が空へ延びることに希望を感じたと言い、今でも辛い時は空を見るという。

若木さんは、”現代という時代”をはじめに位置づけし、そこから文芸や社会事象、そして詩と詩人の役割について問いかけた。「詩は書き続けなければ書けない。作らなければ作れない」と述べ、「詩は、詩によってしか批評できない」と言う。だから、詩は書かなければならない・・・そういうことであろう。

 

<<次のイベント>>  

①10月12日(土)~14日(月)                                                                    「第29回国民文化祭あきた・2004」プレイベント                                                         秋田市にぎわい交流館AU・・・詩のポスター展示、朗読など。(他ジャンルの公演等あり) 

②10月20日(日)                                                                           「第29回国民文化祭あきた・2004」プレイベント                                                                         「詩表現を楽しむつどい」・・・北秋田市文化会館(北秋田市鷹巣)     

※詳細は秋田県及び北秋田市のHPでご確認下さい。  

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詩の講座が開催されます

2013-09-19 | 詩関係・その他

秋田県現代詩人協会主催の「詩の講座」が開催されます。日曜日の午後、散歩がてらにちょっとのぞいてみませんか? 

<詩の講座> (詩の朗読、講演、感想などの交流)
 1、日時  2013年9月22日(日) 13:30~16:00 
 2、場所  あきた文学資料館 (秋田市中通6-6-10)
 3、講師  小松春美氏(男鹿市)     演題 「自然を見つめて詩片をひろう」
         若木由紀夫氏(大館市)   演題 「詩を書くことの意味」
              (共に秋田県現代詩人協会会員)

 

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日本一低い富士山と山

2013-09-01 | 

 

秋田に二つの富士山がある。もしかすればもっとあるかもしれない。

①ずっと昔からあると聞いていた秋田市楢山の「明田(みょうでん)富士山」。標高35メートル。こんもりとしたごく普通の丘?であった。小さい社があり、昔からの信仰の”山”と伺える。全国には富士山にちなんだ富士講が数多くあって、遠い富士山に行けない代わりに身近な丘陵を富士山にみたてて信仰したという。明田富士山は大木が茂っていて富士山のような山容を見ることは出来ないが、おそらく、近くにある神社とこの”丘”を絡ませて富士山に見立てたのであろうか。謂れを知らないからなんともいえないが、ともあれ、素朴で人間らしい生活があったに違いない。

②干拓地大潟村の東西を貫く幹線道路、東側の八郎潟町から行くと、約15㎞㌔先の「みゆき橋」左手前にある。わずか二十数歩で頂上だが、このしゃれた感覚がいい。海抜0メートルの干拓地に、その海抜0にあわせた盛土の”山”を造って「大潟富士」と名づけるなんて、”我がふるさと”を造ろうとした意気込みが見えて感じるものがある。

 今日は午後の数時間で二つの富士山へ登ってしまった・・・・。

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