陽だまりの中のなか

前田勉・秋田や詩のことなど思いつくまま、感じたまま・・・。

春か?

2019-01-26 | 季節

       

    

 今日は九州や四国でも雪が降って交通障害があったとのニュースだったが、秋田は久々の快晴!!。
 いつもの散歩経路を一巡してきたら、河川敷では雪遊びしている家族の姿が多くあった。
 (何十年も前の私もここにいた)

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冬景色・仙北平野の背骨<真昼岳>など

2019-01-14 | 

        

 大仙市大曲から旧千畑町へ向かう真っ直ぐな県道。その先は奥羽山脈・背骨にある真昼岳や薬師岳、白岩岳などなど。この時期、何年も前から相方と二人でこれら雄姿を眺めるために訪れていた。昨日と今日は珍しく晴天。この青空の誘惑には勝てず向かってみたらなんとも言い難い昔のままの山脈が待っていてくれた。

     
      「払田の柵」から望む<真昼岳>                 右から<真昼岳><薬師岳><白岩岳>

       
               <真昼岳>                        <薬師岳>

           
                                               <白岩岳>                                                  遠くに望む真っ白く化粧する<秋田駒ヶ岳>

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福司満さんの方言詩

2019-01-09 | 詩関係・その他

      
                                                秋田さきがけ新聞 2019.1.9付 

 今朝の「秋田さきがけ新聞」の「北斗星」に、福司満(ふくし まん・昨年12月25日死去)さんの方言詩に関する記事があった。
 第三詩集『泣ぐなぁ 夕陽コぁ』に収められた「村サ雪降んな」を引用している。せっかくの機会なので次に全文を紹介する。尚、当ブログではルビ振りが無理なので、雰囲気を壊してしまうが括弧書きで代用する。

 

     村サ雪降んな

   奥(おぐ)の本家(おやげ)も
   手前(でわ)の分家(えっこ)も
   何処(ど)サが行(え)てしまテ
   のそのそど
   朝(あさま)から雪(ゆぎ)ばり降ってしゃ

   年寄(としょりこ)ぁ
   土間(にわ)ぁ
   もちゃもちゃど歩(あ)ぐども
   にこっともスねもんだ

   何十年も
   雪ばり見で
   雪山(やま)ばり見で
   そのたんび

   大ぎだ溜息して
   シャブロコ持たまま
   裏口(かぐち)の薦(こも)コぁ潜(もぐ)て行(え)がぁ

   粟福だの米福だの
   あの遠(と)ぎぃ話コも
   薪(たぎもん)コぁぱちぱちど撥(は)つければ
   年寄の瞳(まなぐ)コぁぴくっとスども
   誰(だ)も居(え)ねばなぁ

   息子等(わらしど)ね
   早ぐ戻て来えテ
   叫(さが)ぶもしねぇ
   泣ぐもしねぇ
   ままんで気力(えんか)抜けて
   晩(ばんげ)なれば
   水場(かどこ)の水コぁ
   ちょろちょろど
   落ぢでるばんだ  
  
   のそのそど
   今日も雪降って
   ただ雪ぁ見でるばんだ
   雪ぁ
   あどえらねぇ
   あどえらねぇテ

   春まで雪ぁ降て
   まだ家コ消(ね)ぐなて
   やんでね
   村コのごど
   誰(だ)も
   何も手助(ひ)ねして
   ぼうと立ってるばんだべ   

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