陽だまりの中のなか

前田勉・秋田や詩のことなど思いつくまま、感じたまま・・・。

コンクリート電柱にとまる蝉

2022-07-30 | 季節

 「真夏日のある日、家の周りで蝉が鳴いていることに気付いた。外へ出て探すと、なんとコンクリート電柱にいる。
樹液なし枝葉なし、熱くなっている電柱…。漸く成虫になったのに今時の蝉も大変だ、と人間の勝手な視点で思って
しまったが、蝉くん本当はどうなのだろうか。」

 昨年の今頃、所属誌のひとつ「海市」第25号のあとがきに書いたものだが、昨夕、同じ電柱に止まって鳴いてい
る蝉を見つけた。カメラを持って近づこうとすると電柱の裏側にまわり込む。蝉もこんな動きするのか、と昆虫音痴
の私はいたく感動(笑)。外からはあきらめて、階段踊り場の小窓からようやく撮ったのがこの画像。黙っていても暑い
のに、コンクリート電柱で大丈夫なのか?

 夏を感じる鳴き声をしばし響かせた後、どこかへ飛んでいった。次は木へとまるんだよ・・・

   

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

千秋蓮まつり・詩の朗読とライトアップ

2022-07-23 | 詩関係・その他

    

 「2022 千秋蓮まつり」が昨夜22日から始まりました。(画像は昨年撮影のもの)
 秋田市の千秋公園入口、中土橋の東側に広がる大手池に咲く蓮をライトアップするイベントで、
朝と夜の観光ツアーやフォトコンテストなど8月末までの期間開催されます。
   この期間中、「秋田県現代詩人協会」が協賛した会員の入選詩作品3編が、秋田の民放アナウンサーによる
朗読音声として会場に流れます。
今年は、昨年開始早々コロナウイルスにより中止となってしまった3作品を併せて披露。
蓮の幻想的なライトアップとともに、蓮にちなむ詩の世界に是非触れてみてください。
(・・・と、個人ブログなのに力が入ってしまう・・・な。

ライトアップと朗読音声披露のスケジュールはこちらから ⇒ https://www.akita-yulala.jp/lotus-light

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏来たる・庭先のヤブカンゾウ今夏も鮮やか

2022-07-13 | 季節

我家の夏・来たる!
今年もまた庭先に、期待通り鮮やかなヤブカンゾウの派手な”一日花”が咲きはじめた。
ふと、この花を意識したのはいつであったのか?と思い、自撮り画像を探してみたら、10年程前あたりに数枚ある。
それまでは悲しいかな、私のなかでは意識されない花であったようだ。

30年も昔、前の住人が更地にして売り出したこの土地を求めたので、
嬉しいことに、何もしなくても、正直に?植物は毎年芽吹いてきた・・・。

4年前、この花が亡妻と結びつくような気がして詩として発表した事もあり、
オレンジ色のこのけばけばしさが気にならなくなったのだが、もしかして、この花を知る人は
案外少ないのかも知れない、のかも・・・。

舞踊をしていた亡妻の一面を見るようで、
勝手ながら、この花は大切な花。
私の”夏”

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

矢代レイ 詩展始まる

2022-07-01 | 詩関係・その他

  毎年恒例となった・・・とさえ言ってもいいほど定着しつつある矢代レイさんの詩展が、今日、7月1日から秋田銀行本店ロビーを
 会場
に始まりました。
  今回の副題?は「詩と生きる」。前回が「詩を楽しむ」、同年の1月が「詩とわたし」でした。詩との出会いによって自身の生き方
 を見出したと言い切る姿勢が特徴的な詩の書き手
。こんなにも詩に強烈な思い入れを持つ人は珍しいのかもしれません。それは、表出
 することによって、自らの”地獄”から脱出できたという実体験があったからかも知れません。表現すること、書くという行為の継続が、
 つまりは過去を見つめ直し、今の自身を活かすと
いう姿勢につながっているのかも知れません。
  画像とのコラボも新鮮。会期は今月末まで。 

                                

                                       

         

      

  

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする