詩誌「komayumi」

北秋田市から発行されている詩誌「komayumi」第13号が発行された。
私と同年又は同年代の詩人達が”叫んでいる”・・・。
彼らは同誌の前身である詩誌「汎視群」で十分に一つの個性を出してきたが、
同人の一人が他界したことをきっかけに新たなスタートを切って１３号を数えた。

評論に磨きをかける「佐藤公一」、
飄々とした詩風で自らの存在を確認する「須合隆夫」、
理知的に畳み掛けて詩も評論も小説さえも書き表す「若木由紀夫」、
精神の真髄を”吼え”て朗々と語る粋人、いや酔い人の「うぶな」、
表紙装丁などでも異彩を放つ「照内きよみ」、
そして柱でもある編集発行人の「成田豊人」。

彼らの時の”刻み”は秋田を変えている。


　※編集・発行人　　　秋田県北秋田市材木町11-29　成田豊人　

秋 見っつけた

雨続きに猛暑となんかすっきりしないことの多い今年、
紅葉もその一つ・・・と感じていた。
休日ごとに悪天候で、何かしら市内外に出かけている割には
思ったとおりの紅葉にめぐり合えず、
こんな年も珍しいと思っていた。

とはいえ、今年の”秋”を諦めるわけにはいかない。
空と天気予報では午前が勝負！だが、
ならば奥羽山脈を越えれば状況は変わっているに違いない。

秋田道から東北道を効率よく環状線のように移動して
山々の錦絵を満喫。
思えばもう11月、里の秋も後半であったが
それなりに今年も贅沢な”秋”をつかまえた・・・・。