陽だまりの中のなか

前田勉・秋田や詩のことなど思いつくまま、感じたまま・・・。

国文祭現代詩フェスティバル終わる

2014-10-26 | 詩関係・その他

25日に開催された交流会

 第29回国文祭現代詩フェスティバル・文芸祭現代詩大会は、25日、26日の二日間にわたり北秋田市で開催され、盛会裏に終わった。26日は北秋田市文化会館で全国から応募のあった現代詩作品の表彰式、地元伝統芸能、高校生による書道のパフォーマンス、詩の群読などが行われた。

 全国から寄せられた詩は、小中高生、一般を含めて合計約4,600にも及ぶものであった。私は一般部門の第一次審査員の一人として委嘱され、7月下旬から数回に分けて大会事務局から送られてくる作品を読まさせていただいた。もちろん、氏名はわからない。わかるのは作品と性別と年齢だけ。大変貴重な経験をさせていただいた。読み手としての感性を試されたといってもいい。

 小学生や中学生、多感な時期の高校生の詩も実にしっかりとした世界が書かれていた。こうした催しがローカルでも開催されるなら、自己を社会を地域を見つめる目が、より身近なところで育まれるに違いない。理想は理想だが・・・。

 全国からの応募者、全国からの参加者(来県者)、国の機関、県の機関、北秋田市役所のみなさんをはじめあらゆる部署で携わっていただいた地元のみなさん、そして日本現代詩人会、一般社団法人日本詩人クラブ、秋田県現代詩人協会のみなさん、お疲れ様でした!!素晴らしい一日でした。

 来年は鹿児島県南九州市で開催される。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(再掲)国民文化祭 現代詩フェスティバル 10月25・26日 

2014-10-20 | 詩関係・その他

第29回国民文化祭が秋田県内で展開開催されている。現代詩関係は、いよいよ今週末25日(土)、26日(日)の二日間、北秋田市鷹巣地区において開催される。国の機関はもちろんだが、秋田県、北秋田市とその関連機関、秋田県現代詩人協会、日本詩人クラブ、日本現代詩人会などなど多くの団体が主催となっている。

詩に関するツアー(予約必要)や講演、詩の朗読、先に全国に公募していた現代詩の入選作発表と表彰、地元北秋田市の芸術文化の披露など内容は多彩だ。

なぜ北秋田市が現代詩フェスティバルの会場なのか・・・それは、来場いただければ納得!されること間違いなし。詩って何? / なんか難しそう / 関係ない世界だね / どんな人がいるの? / 秋田にも詩人っている? / 詩はどういう風に書けば詩なの? / などなど・・・・是非、北秋田市文化会館へお越しを。北秋田市の図書館では、今月初日から県内詩人に関する詩集などの展示を行っている。いい機会かと。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

男鹿の五社堂

2014-10-16 | 地域・社会

過日、秋晴れの空の青さに誘われて男鹿半島へぶらり。何をどう想起したのかは不明だが、相方が「なまはげ」伝説で有名な門前地区の「五社堂」へ”登って”みたいと言う。過去何回か”登って”参詣したことはあるが、結構キツイ石畳の坂をゼイゼイいいながら登った記憶がよみがえった。が、行くしかないではないか!!

駐車場につくと、何と県外ナンバーの車が一杯あって、どうもみなさん急坂にトライし参詣しているようであった。「第29回国民文化祭」が今月から秋田県内で開催され、”なまはげ”に関連した全国の同種民俗行事がここ男鹿市へ集結することの効果だろうか。有難いことだ。そんなことを思いながら、まずは駐車場北側にある地元出身の詩人、澤木隆子さんの詩碑を数年ぶりに見る。この詩碑建立除幕式に参列したのは20代初期。もう随分昔の話だ。澤木さんの「杉」という作品が刻まれている。

鬼たちが積み上げたという石段を登ること約10分、歴史的建造物が横に5社並んでいた。この急坂な山道を踏んででも社を建てようとしたものはなんだろうか。今と違って重機があるわけでもない時代に、建材を担ぎ上げたのは人力でしかなかっただろうに、信仰心がそうさせたとは簡単にいいがたいものがあろう。全国どこの仏社建造物に言えることではあるが。

願い事を一つ二つ思い、合掌した。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マツダ軽三輪自動車

2014-10-12 | その他

10月5日、横手市増田の「蔵の日」に初めて行ってみた。建屋の中に蔵のある歴史建造物の街並みに感動したのはもちろんであったが、不遜にも、蔵よりも路上に展示されていた昭和の生活に身近であったクラシックカーに、すっかり気持を奪われてしまった。自分が生まれる前のものより、自分が生まれてから見てきたものの方が重かった??のかもしれない。小学生の頃、走っていたな・・・・懐かしい!

   

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「秋田現代詩選集2014」刊行

2014-10-12 | 詩関係・その他

23年ぶりのアンソロジー「秋田現代詩選集2014」が刊行された。私は前々回と前回にも参加しているが、今回が23年ぶりとは知らなかった。そんなに経ったのか・・・。

今回は、今月10月4日から始まった「第29回国民文化祭・あきた2014」の現代詩フェスティバル(10月26日・北秋田市)開催記念としての発刊。今回の特徴は25名の先達詩人(故人)の作品と、秋田県現代詩人協会会員のみならず、同人誌や新聞投稿などで活躍している方を含めていること。計84名の作品が収められている。

・発 行:秋田県現代詩人協会    ・編 集:「秋田県現代詩選集2014」刊行委員会               ・発行日:平成26年10月10日  ・頒 価:1,852円+税  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「国民文化祭・あきた2014」4日から / 現代詩は25・26北秋田市で

2014-10-02 | 詩関係・その他

 「第29回国民文化祭・あきた2014」がいよいよ明後日4日から秋田県内の市町村で開催される。(オープニングは秋田市で行われる)

 悪い意味でごちゃ混ぜのイベントの空花火になっているのかもしれないからちょっとばかり不安なところがあるが、国が申しているのだからこれは文化の祭典なのであろう。皮肉っているわけではない。国民体育祭に匹敵する国民のイベントという割にはどうも知名度もないし、”文化”の定義もあやふや。スポーツ以外はみな文化なんだろうか・・・と、素直に感じただけだ。

 さてさて、ともあれ・・・と無責任なことを言いながらであるが、わが現代詩はどうか。現代詩の開催地が北秋田市であったことはよい選択であった。県北部は歴史的に多くの先人詩人を輩出しているからだ。先人の名を出すことは避けるが、秋田における詩文化の先駈けの一つが、北秋田市の一地区からであったことは承知の事実。県現代詩人協会総出でせっかくの機会をおう歌したいものだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする