A4の用紙表裏にカラー印刷、ページはこれだけ。詩誌というにはどうか、かといって所属詩人が4名もいてそれぞれ作品を出しているのだからやはり詩誌か・・・・。
形体はどうあれ、いや、形体を変えた新しい姿で詩を発信しているのがこの「湊詩人クラブ」。秋田市土崎港周辺に居住しているという共通点で?同人誌の形をとっている。10月1日発行で5号を数える。今年4月に他界された今川洋さんも名を連ねていた。
ちょっとした遊び心での発刊かもしれないが、発信することの大切さ、重要さを示しているように感じる。ネット時代にあって印刷物・活字の良さを主張してもいる。そして更に、書き手側に立ってみると刺激的でもある。そして、そして、何よりもこの「湊詩人クラブ」のメンバーは先輩詩人たちであるということ。うれしい。