陽だまりの中のなか

前田勉・秋田や詩のことなど思いつくまま、感じたまま・・・。

古河文学館(茨城県古河市)

2016-05-09 | 詩関係・その他

   

 茨城県へ行った流れで、古河市の「古河文学館」へ立ち寄ってみた。
 古河市は初めての地。詩人の山本十四雄さんが住んでいるまちであることと、この文学館があるということだけで、他は何も知らない。場所はナビに導かれて行くので迷うことはなかった。
 さて、行ってみると古河は歴史ある城下町で”文学のまち”でもあった。栞には万葉集に詠まれた歴史ある町と紹介されているほどである。
 文学館には≪この町出身またはゆかりの人≫として、小説家の永井路子、詩人の粒来哲蔵、粕谷栄一、山本十四雄各氏のほか、童話作家などの出版物とパネルが展示されていた。私の知っている名前は上記4名だけであったが、田山花袋をはじめこの地を舞台にした小説を書いているという。
 展示されているパネルを読んで行っても30分程度で一巡してしまう程の広さだが、他に図書コーナーがあり著書が並べられていたので、手にして読んでいると結構な時間を要することになるのかもしれない。
 隣接する歴史博物館を訪れてから更に徒歩5,6分先、商店街の並びにある永井路子の生家、篆刻博物館、町なか美術館にも立ち寄ってみたが、どれも昔の建築物を活用した施設であり、なかなか雰囲気の良い歴史と文学のまちであった。

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ようやく筑波山へ

2016-05-06 | 

       

 ようやく筑波山へ辿りついた。
 長年、上京する事や所用あって宇都宮周辺へ出向くことが多かったこともあり、この山へのあこがれがあった。いつかは・・・と思って何回か計画したが天候などで折り合わず、今回が初めての”山行”となった。が、目的は別にあったので、今回の”山行”はお手軽コースの観光にとどまった。
 「西の富士、東の筑波山」と関東で言われた名山。そういえば、「日本百名山」の一つだという。双耳峰の女体山が標高877m、男体山が871m。だだっ広い関東平野だけにこの標高でも目立つ山。もちろん山岳宗教の山としての歴史は古い。
 あいにくの曇天で見通しは良くなかったが、それなりに満足した時間であった。

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