陽だまりの中のなか

前田勉・秋田や詩のことなど思いつくまま、感じたまま・・・。

『日本の詩人432人の詩姿の原点』

2020-08-27 | 詩関係・その他

       

日本現代詩人会元理事、山本十四尾氏が茨城、栃木両県で開催している詩の勉強会「花話会」の
資料冊子「詩姿の原点」(<詩姿>は山本氏の造語)全7集分をまとめた最終版が、このほど刊
行された。

 詩に対する考え方や姿勢をそれぞれ一定字数の散文で示したもので、第1集1章の53名以降
は山本氏が全国の詩人へ執筆依頼をしてきたという。第1集2004年、第2集2005年、
第3集2006年、第4集2014年、第5集2016年、第6集2018年、第7集及び統合
版2020年。あとがきの中で山本氏は「ボランティアの小さな詩の勉強会「花話会」からの発
信にすぎないのに、四三二人の詩人による『詩姿の原点』を刊行出来ることを喜び、この冊子が
全国の詩誌同人会、詩の教室、詩のサークル活動、文学館などでぜひ活用していただき、詩層の
ひろがりの一助になればと願う次第である。」と述べている。著名な詩人から「北海道から九州
までの地域で、かたくなに自分の詩を書き続けている」(第2集あとがき)詩人まで、詩論を凝
縮したような<詩姿>が詰まっている1冊。

 因みに秋田県関係では第2集に工藤優子さんと山形一至さん、第4集に前田、第7集に船木俱
子さんと成田豊人さんが執筆している。


 
発 行 2020年9月4日
発行者 花話会
発行所 山本十四尾(茨城県古河市)
体 裁 A4版104頁並製本
定 価 3,000円

※付されたメモには予約販売につき完売、とありました。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 黒沢せいこ 『絵はがき詩集... | トップ | 高橋憲三詩集 『星に祈りを』 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

詩関係・その他」カテゴリの最新記事