昨日春の嵐をもたらした低気圧は足早に東海上に去り、今日は一時的に冬型の気圧配置となりました。朝はやや冷え込み、最低気温は水戸3.8℃、笠間2.8℃を観測しています。友部付近ではうっすらと霜が降りました。朝から快晴の一日で、絶好のお花見日和です。この晴天は先週から予想していたので今日は計画休暇を取得。冬物の洗濯、布団干し、部屋の大掃除の合間に、水戸から桜川にかけての近場で桜めぐりの一日としました。当初、高萩の横根山へイワウチワを見に行こうと考えていたのですが、昨日の風雨で痛んでしまった可能性が高く、急遽近場の吾国山のカタクリに変更。こちらも終盤でした。次の記事で紹介します。桜川の高峯のヤマザクラは淡くパステルカラーに染まり始めていました。こちらは2つ先の記事で紹介予定です。
まずは朝の桜めぐりの様子から。
最初は、毎年訪れている水戸の安国寺です。本堂東側の枝垂れ桜はすっかり散ってしまい、本堂前の枝垂れ桜はまだ見頃が続いいているようです。今年はタイミングを逸してしまいまったようです。
ミツバツツジの先に目指す枝垂れ桜
ミツバツツジに囲まれた観音菩薩。ミツバツツジは散らずに残っていてくれました。
本堂前の枝垂れ桜。こちらは満開です。満開直後に襲った風雨なので、何とか耐えてくれました。間に合ってよかった。
山門脇からの姿
スイセンを入れて1枚。満開の水仙は倒れてしまいました。残念。
山門脇から見上げます。花びらはそれほど散っていないので、今週いっぱいは見頃が続きそうです。ライトアップも開催中。時間があれば、高尾へ戻る明日の夜にでも訪れてみる予定です。
あれ、お坊さんの銅像、前からあったかな? ライトアップでも撮影してみいたいですね。
仙台枝垂れ桜を見ながら駐車場へ戻ります
仙台しだれ桜です
東日本大震災の復興を願い、令和元年に樹齢30年の仙台桜がここに植樹されました。2本あります。
続いて、水戸の桜山にやってきました。ここは千波湖畔と並んで花見の名所です。毎朝常磐線の車窓から綺麗な桜を眺めていたので、茨城県護国神社と共に一度訪れたいと思っていました。
ガラガラの駐車場に車を停めて公園へ向かいます
入口から満開のソメイヨシノを見上げます
公園の上にはお花見の宴会場が設置されていました
ブルーシートが敷かれています。夜は大勢のお客さんで賑わうことでしょう。
桜山の斜面を見下ろします。
続いて隣接する茨城県護国神社へ向かいます。
いきなり御社殿の前にやってきました。この神社も桜が綺麗です。
拝殿右側。今日は何かの祭典が催されるのかな?
飛翔と書かれた見事な龍(辰)の絵馬。水戸啓明高等学校の作品です。素晴らしい。
社務所前の桜も見事です
御社殿左奥には枝垂れ桜
ピンク色が鮮やかな枝垂れ桜
顕勲の塔もソメイヨシノで彩られます
再び御社殿前に戻ります
参道を下ると桜宮です。近くの偕楽園の前景を彩る桜山に桜宮が建立されました。もともと桜山は景勝の地であり、古くは白雲岡と呼ばれていました。水戸藩9代藩主の徳川斉昭公(裂公)がこの地に偕楽園を造営しようとしたそうです。しかし地形が狭いためにこの丘に数百の桜を植え、休憩所として一遊亭を立てて、偕楽園の好文亭と相対させたと言われています。
御手水には立派な花が飾られています。今日は何か祭典がありそうです。
鳥居前から拝殿と桜宮を振り返ります。今日は4月10日。春季大祭の日のようです。
桜に彩られる参道
続いて千波湖にやってきました。その前に歩道橋から常磐線と偕楽園の桜を撮影します。
柳の新緑とソメイヨシノ。柳緑花紅ですね。
満開のソメイヨシノとヤドリギ
千波湖畔に続く桜並木
満開の桜、新緑の柳、そして水戸芸術館のタワーをズーム
桜の先にD51
しばらく桜満開の千波湖畔を散策します
D51の前で1枚
桜に彩られた好文亭を右手に見ながら駐車場へ戻ります。途中、ドーンと合法が何回か鳴り響きました。きっと春季大祭の日の開催を告げる合図ですね。
茨城県護国神社の入口近くに見事な枝ぶりのソメイヨシノ。今日一番の貫禄でした。
まだ時間は8時過ぎです。六地蔵寺や小松寺の枝垂れ桜は、昨日の風雨で葉桜になってしまったと思われるので、いったんアパートに戻り、洗濯(2回目)と布団干し、部屋の掃除を行うことにします(続く)