My Pug Log

「MY PUG」は、生前のパグの名前『舞』から摂ったものです。
これからは夫婦二人を、気ままに綴っていきます。

王禅寺を歩く -豊山派星宿山-

2007-01-28 10:38:17 | 公園
昨日はあまりに天気が良かったので花の記事をのせましたが、また王禅寺ふるさと公園の裏山にある「星宿山 王禅寺」を紹介しましょう。この辺りは標高7、80m程の起伏の多い丘陵が連なってその林縁には多くの谷戸があります。・・・今では住宅地の開発で少なくなってきています。・・・琴平神社の方から住宅地の中を歩いて来ると王禅寺の入口に出ます。竹藪や椿、小さな池、梅林のある参道を進むと20段ばかりの石段の上に、「星宿山」の金文字が輝く仁王門が見えてきます。仁王門の左右には、心の中を見透かさんばかりに大きく眼で睨みつけている仁王像が建っています。917年に寺が建立され1370年に再建されたという事で、この仁王像も古いものなのでしょう。古には真言密教の道場として東国の高野山といわれていましたが、今では里山の中の古寺といった感じです。仁王門を潜って石段を登ると本堂があります。今は本尊の観音菩薩像は修理のためここになく、建物は補修中でがらんとして中には何もありません。今では余り見られない名物だった禅寺丸柿の原木、何故か禅寺丸という像などが庭に祀られています。他にはこの里を愛した北原白秋が 「柿生ふる柿生の里 名のみかは禅寺丸柿 山柿の赤きを見れば まつぶさに秋は闌けたり」 と詠んだ歌碑がありました。柿の実る頃に見られる風景なのでしょうか。
<山号額><仁王門前の参道><仁王像(左)><仁王像(右)><改築中の本堂(観音堂)><禅寺丸柿><六地蔵><野仏
<盛りを過ぎた蝋梅
【参考のホームページ】 川崎市観光協会連合会 「柿生の歴史を訪ねて」 を参照してください。
コメント (6)
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