そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

10月9日(火)社会人向け講座、始まる

2018年10月09日 | 公開
  秋学期の社会人向け講座の初日。上野駅で乗り換えの際、お店を覗けば、もう冬物が並んでいた。手袋と傘のすてきなのがあったが、ちと高いなあ。ピンときたんだけどね。

  昼食は「つきじ文化人」へ。木の子せいろを注文する。お若い花番さん、どうやら新人らしく、中国人のお客さんから「おかめそばとは、どのようなものですか?」と尋ねられて答えられず、厨房に聞き合わせたものだから、吹き出しそうになった。厨房も忙しいから、「松茸だよ」とぞんざいな返事。ほほう、おかめの鼻が松茸か、豪勢だなと思った。

    おかめそば 鼻に逸物 松の茸(右往左翁)

  今夜は弁当支給業務だ。老母の訪問看護対応は実妹に頼み、夕食は荊妻が早く帰ってきて世話してくれるということなので、社会人向け講座を終え、そのまま勤務先へと向かう。神楽坂で途中下車し、意を決して、李朝の小皿を一枚購入した。


  ほんとうは三島が欲しいのだが、この↑ぐるぐる文がどうしても脳裏に残り、さして高価でもなかったので、えい、ままよと入手することにした。ギャラリーの御主人に、笑われましたわ。(汗

  ぐい呑みや徳利は、とうてい手が出ないが、小皿は普段使いができるし、楽しいと思うのだが・・・。陶磁器は、触ってなんぼ、使ってなんぼだ。ガラス越しに眺めているだけでは、つまらないからねえ。

    さらひとつ もとめてきたり 李朝なる ぐるぐる文の いとしきあまりに(右往左翁)

  弁当は今季初の牡蠣フライだった。しかしやはり、揚げたてでないと・・・。業務のほうは、まだ埒があかない。

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